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最旬女優エリザベス・オルセン、体当たりの演技に鬼才スパイク・リーも感服!?

2011年『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で、カルト集団から脱走後、現実と幻想の区別がつかずにもがき苦しむという難役を熱演し、世界から脚光を浴びたエリザベス・オルセン…

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エリザベス・オルセン-(C) Getty Images
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2011年『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で、カルト集団から脱走後、現実と幻想の区別がつかずにもがき苦しむという難役を熱演し、世界から脚光を浴びたエリザベス・オルセン。新人のはずだが、どこか“見覚えがある”と感じた映画ファンは多かったはず。そう、彼女は「フルハウス」のミシェル役を、姉妹で交互に演じていた超有名セレブ、オルセン姉妹(アシュレイ&メアリー=ケイト・オルセン)の妹なのだ。

鮮烈な映画デビューを果たしたエリザベスは、多くの主演女優賞や新人賞に輝いた。彼女は言ってみれば“超セレブ”だが、“全身ブランドものに身を包んだ、かわいいお金持ちの女の子”にはなりたくなかった。幼い頃に姉たちのドラマにゲスト出演をしたこともあるが、本格的な女優を志し、名門ニューヨーク大学のティッシュ芸術学校で演技を学んだ。舞台の世界に魅せられてロシアに留学するなど、自身の向上心と努力の結果、いまの“女優エリザベス・オルセン”がある。新人とは思えない落ち着きと、憂いを秘めた瞳が印象的だ。

デビューからたった2年で9本の映画に出演。中でも注目すべきは、鬼才スパイク・リーが大ヒット韓国映画(パク・チャヌク監督)に新解釈を加えた『オールド・ボーイ』だ。本作の出演オファーがくるまで、韓国版『オールド・ボーイ』は観たことがなかったと言う。

「まずこの映画の脚本を読んだの。すごく衝撃的だったし、ゾッとした。胸が張り裂ける思いだったわ。それから韓国版の映画を観た。兄は完璧な映画だと言っていたけど、本当にそうだったわ。物語が素晴らしい。今回の映画は“リメイク”ではないわ。ギリシャの悲劇やシェイクスピアの作品と同じよ。名作は何度も繰り返されるべきなの」。

理由も分からず20年間監禁された男ジョー役のジョシュ・ブローリンの怪演(!)も強烈だが、エリザベス演じるソーシャルワーカー、マリーの存在感も負けていない。突然外の世界に放り出され、路上でトラブルを起こしたジョーに、救いの手を差し伸べるのがマリーだ。

マリーは、素性も分からない謎の男ジョーに、なぜか最初から魅かれていく。ジョーのせいでひどい目に遭っても、そばを離れることができない。エリザベスは、その理由をすぐに理解できたと語る。「マリーは本能的に人の世話をしたがる女性なの。それに彼は一体誰なのか、なぜ心を閉ざしているのかと、彼の謎めいた部分に引きつけられてしまうのよ」。

行動を共にするうちに、お互いへの愛情を抱き始める2人。エリザベスは、若手女優としては“リスク”とも言える大胆なラブシーンにも挑戦。「観客は映画の中で登場人物が体験することを目撃するのだから、リアルでなければ意味がない」と、文字どおり体当たりの演技を見せた。

エリザベスは、21歳年上のジョシュを「本当の兄みたい」と慕っている。ジョシュも「リジーは素晴らしい。彼女が発する言葉はすべて信じられる。天性の才能を持ってるよ。彼女を見ていると面白いんだ」と彼女の女優としての才能に一目置いているようだ。しかし、ジョシュが子役時代に出演した『グーニーズ』では、ショーン・アスティンのファンだったらしい。これはジョシュには内緒にしておこう(笑)。

『アベンジャーズ』シリーズ最新作『The Avengers: Age of Ultron』(原題)や『GODZILLA ゴジラ』など、話題の超大作にも出演。ハリウッドが認めた超実力派の新星エリザベス・オルセン。『オールド・ボーイ』での心震える演技は、絶対に見逃せない。

『オールド・ボーイ』は6月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。

《text:cinemacafe.net》

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