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能年玲奈&中谷美紀…“こじらせ女子”2トップに学ぶ人生を豊かにする方法

現在連載中の人気コミックが原作となる話題作が、この冬、相次いで劇場に登場する。まずは12月27日(土)より公開される能年玲奈主演の『海月姫』。そして、1月31日(土)より公開の中谷美紀

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能年玲奈(『海月姫』)&中谷美紀(『繕い裁つ人』)/C) 2014映画『海月姫』製作委員会  -(C) 東村アキコ/講談社/(C) 2014「繕い裁つ人」製作委員会
能年玲奈(『海月姫』)&中谷美紀(『繕い裁つ人』)/C) 2014映画『海月姫』製作委員会  -(C) 東村アキコ/講談社/(C) 2014「繕い裁つ人」製作委員会 全 8 枚
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現在連載中の人気コミックが原作となる話題作が、この冬、相次いで劇場に登場する。まずは12月27日(土)より公開される能年玲奈主演の『海月姫』。そして、1月31日(土)より公開の中谷美紀主演の『繕い裁つ人』だ。

この2作で主人公となる2人の女性の共通点は、我が道を行く…というより“猪突猛進”するあまりに素直になりきれず、恋愛とはちょっぴり無縁な“こじらせ女子”であること。とはいえ、彼女たちの毎日はそれなりに充実し、楽しんで生きているように見えている。今回は、タイプの違うこじらせ具合を見せる彼女たちの生き様から、女性が自分の人生を豊かにする方法を考えてみた。

こじらせ女子No.1 『繕い裁つ人』南 市江(みなみ いちえ)
・こじらせ度:120% ・こじらせタイプ:頑固じじい型

先代の祖母が始めた「南洋裁店」で、先代の服の仕立て直しとサイズ直しのみを完璧にこなす市江(中谷美紀)。彼女の才能に惚れ込んだ大手デパートで服飾担当を務める藤井(三浦貴大)からのブランド化の話にも耳を傾けず、「美しさを自覚している人に私の洋服は必要ない」「夢見るための洋服を作っている、生活感出してたまるもんですか」と一蹴する。

彼女は母親曰く、“洋裁以外は何にもできない女”。言葉少なく、揺るがない決意のその姿は、藤井から「頑固じじい」とも揶揄されるほど。だが、市江は「2代目の仕事は1代目の仕事を全うすること」を信念に、秘めた想いを抱えながらも愚直なまでに自分の“職”に向き合っている。

だが、やがて何度断られても足繁く自分のもとに訪れる藤井の姿に徐々に心を開き、「(ブランド化を拒むのは)単に挑戦することが怖いだけではないか」と突きつけられた言葉によって、自分のこれまでの仕事に対する姿勢や思いを改めて見つめ直していく市江。

頑固で不器用な部分はそのままに、藤井や大切な常連たちの存在のありがたさに気づき、やがて周囲の気持ちに敏感になっていくという心の成長を見せていく。

こじらせ女子No.2 『海月姫』蔵下 月海(くらした つきみ)
・こじらせ度:120% ・こじらせタイプ:筋金入りオタク型

子どものころ、母親と水族館で出会って以来、筋金入りのクラゲオタクとなった月海(能年玲奈)。イラストレーターを目指して、鹿児島から上京。クラゲの絵を描きながら、男子禁制アパート“天水館”にてオタク女子たちと暮らしている。普段はメガネに三つ編み、スッピン。女装したイケメンの蔵之介(菅田将暉)によって救われたタコクラゲのクララを溺愛する。

恋愛ともおしゃれライフとも全くの無縁で、ある日渋谷にて開催のクラゲ展を見に行くも、あまりの人の多さに吐き気や頭痛を催し、目的地に辿り着けず帰宅するほど。おしゃれな人や異性の前ではおどおどした態度になってしまい、他人の言動を誤解することも少なくない。自分を卑下するあまり、恋をする資格などないとさえ思っている始末だ。

だが、ワケアリ“女装男子”蔵之介との出会いは、これまでの価値観を見つめ直すきっかけに。蔵之介の兄で30歳過ぎの“こじらせ童貞エリート”・修(長谷川博己)からは、ひと目ぼれされてアプローチも!? さらに、自分らの聖地=“天水館”の存続危機に直面したことで、信頼のおけるオタク仲間たちと一念発起!

「クラゲのようなウエディングドレス」を夢見てイラストを描き続けてきた結果、自然と身についていたクリエイター気質の才能を、自信を持って発揮していく月海は、天水館でのファッションショーを目指す中でこれまでにない成長を遂げていく。

“こじらせ”も突き詰めれば、それは長所。いまより少しだけ周囲を見渡して、殻を破って、自分を好きになれれば、きっと人生は大きく豊かになるはず。今年の締めくくりと新たな年のスタートに、“究極のこじらせ女子”ふたりの生き様を参考にしてみては?

《シネマカフェ編集部》

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