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【インタビュー】中島健人&小松菜奈&千葉雄大が明かす、『黒崎くん』撮影の“裏側”

ドS全開だけれど魅力的な“黒悪魔”と優しくて素敵な“白王子”。高校の人気者男子2人から恋のアプローチを受けるヒロインの運命は…? 大人気少女コミックを映画化した『黒崎くんの言いなりになんてならない』…

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『黒崎くんの言いなりになんてならない』(C)「黒崎くんの言いなりになんてならない」製作委員会 (C)マキノ/講談社
『黒崎くんの言いなりになんてならない』(C)「黒崎くんの言いなりになんてならない」製作委員会 (C)マキノ/講談社 全 7 枚
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ドS全開だけれど魅力的な“黒悪魔”と優しくて素敵な“白王子”。高校の人気者男子2人から恋のアプローチを受けるヒロインの運命は…? 大人気少女コミックを映画化した『黒崎くんの言いなりになんてならない』で、“黒悪魔”こと黒崎晴人役の中島健人、ヒロインの赤羽由宇を演じる小松菜奈、“白王子”こと白河タクミ役の千葉雄大が共演。取材部屋に入ってくるなり「ヤッホ~」と言い合う3人は、撮影を経て今やすっかり仲良し。その楽しげな撮影の裏側とは? そして、ドSの黒崎くん役が大ハマリの主演俳優・中島健人の素顔は“黒悪魔”なのか? “白王子”なのか? 3人の言葉から検証した!

──本編にはドキドキさせられるシーンが満載ですが、演じていて楽しかったシーンは?

中島:まずはシャワーシーンですね。シャワーヘッドを高く持って官能的に浴びるんですが(笑)、普段はあんな風に浴びないので。しかも、後から入ってきたばーちー(千葉さんの愛称)がこれまたセクシーで。

千葉:撮影前に、「エロく浴びてください」という指示があったんです。それで、「エロく浴びる!?」とひるんだんですが…。

中島:すごくエロかったよ。

千葉:ボディシャンプーのCMみたいなイメージで臨みました。僕にとっては、楽しいというより大変なシーンでしたね(苦笑)。

中島:そんな俺らを由宇ちゃんが湯船に浸かりながら見てのぼせるっていうね。3人の方程式みたいなものが出来上がっているシーンなんです。

小松:はい。こんなに翻弄される役は初めてでしたし、しかも2人からなんて人生ではないじゃないですか(笑)。楽しかったし、新鮮でしたね。

中島:普段は小松さんの方が俺よりもドSなのにね。

小松:そんなことないです!!

中島:顎クイしても、僕の手を顎置きにして休んでいましたから!

──劇中では黒崎くんのドSぶりが炸裂していますね。

中島:黒崎のそういったダークな面を意識し、共演のみんなと距離を置くよう心掛けた時もありました。ちょっと寂しかったですが、それも役作りなので。ドSシーンで一番印象深いのは、雷の夜にソファで由宇ちゃんに接近するシーンですね。あまり強く迫るとただの強引な男性にしか見えないし、弱すぎると黒崎じゃない。ものすごく試行錯誤した結果、中島健人でいくことになりました。

小松:あれ、中島健人だったんですか!? えええ~(笑)。

中島:そんな、引かないでよ(笑)。100%中島健人ってわけじゃなく、自分の要素でオブラートに包むというか。自分には大変な撮影だったんですが、終わった後に菜奈ちゃんがお茶を持って来てくれて、その優しさに救われる思いでしたね。

小松:いや、自分が飲みたかっただけで…。

中島:ほら、ドSでしょ?(笑)

千葉:でも、あのシーンは本当にすごかった。なのに、あれが中島健人だったなんて…。それを今初めて聞いて、僕もケンティー(中島さんの愛称)にショックを受けています。
中島:違うって!! 誤解です。(千葉さんの方に向いて)友達やめないでよ! 優しさというか、ちょっと自分の柔らかさを入れたってことです。

千葉:ああ、なるほどね。それならよかった(笑)。本当に素晴らしいシーンでした。

小松:でも、そういう白河くんも、優しいけど実は結構グイグイ系なんですよね。

千葉:確かに。タクミという役には報われない感というか、切ない雰囲気も必要。だけど、そこを受け身になり過ぎず、特に由宇ちゃんに対しては攻める意識でいました。

──共演の感想を教えてください。

中島:菜奈ちゃんはお会いする前までは寡黙なイメージだったんですが、お話も面白いし、華やかで輝いています。一方、ばーちーは優しいです。この人は本当に優しい。人間界に舞い降りたエンジェルというか…。

千葉:そういうところはあるかもね(笑)

中島:否定しろよ!(笑)

千葉:(照れながら)ケンティーは真っ直ぐで、でも総じてすごく茶目っ気がある。犬みたいなんです。

中島:俺、ばーちーの犬でした?

千葉:そうじゃなくって、ワシャッ! って可愛い感じ。本当に魅力的で、愛おしい人です。もちろん王子様的でもあるから、タクミを演じる上で参考にした部分もありますね。役がつかめなくて焦っていた時、ケンティーの「JMK中島健人ラブホリ王子様」を観たんです。台詞もすごいものが多かったので。

中島:「俺×お前=未来」とか?

千葉:そうそう! 免疫をつけさせていただきました。

小松:ケンティーは本当に普段から王子様ですよね。包み紙がお花になるチョコとか、現場のお菓子も自分で選んで持って来てくれるんです。ハロウィンの時なんて、突然スパイダーマンが現れたと思ったらケンティーで…。すごいサービス精神です。

千葉:もう、かなわないよね。

中島:いやいやいや。

小松:私、ケンティーは普通の話ができない人かと思っていたんです。

中島:はああ!?(笑) まあまあ、(自分を落ち着かせながら)聞きましょう。

小松:いや、テレビとかで観ると本当にキラキラしているし、甘い言葉ばかり言っている人なのかなって。ネットでも調べたんです。そしたら、靴が脱げちゃったファンに、「シンデレラ、気をつけて」って言ってくれたって。私も言ってもらいたいと思って仕掛けようと思ったんですけど、実際は普通にしっかりなさっている人でした(笑)。

中島:何だよ、その拍子抜けみたいな。ていうか、俺の名前を検索したの?

小松:はい。

中島:やばい、やばい(笑)。

千葉:僕もケンティーの王子様ぶりは「ジャニーズ・ワールド」で感じました。すっごく楽しくて、もう1回行きたいくらいでしたね。しかも、『黒崎くん~』の中に「押して、(恋の)スタートボタン」と言って唇を押す仕草が出てくるんですが、舞台上のケンティーが僕に向かってそれをやってくれたんです。

中島:そんな振り付けじゃないのに、なんっかいも振りの中に入れました(笑)。

千葉:その後、ケンティーから「何でやり返さなかったの?」と言われて…。ああ、これがエンターテイメント性のある人とない人の違いなんだなって思いました。

──最後に、黒崎くん役がハマっている一方、白王子の面もお持ちの様子の中島さんにお伺いします。自分は黒悪魔だと思いますか? 白王子だと思いますか?

中島:黒50、白50の半々じゃないかなと思います。ジャニーズJr.だった昔から、みんなより目立つためには前の方に行かないといけないという気持ちがあったので。その思いが強過ぎて、周りの(ダンスの)動きを無視して前に行こう、前に行こうとしていた部分は黒いのかなと思います。白50の理由は、2人が言ってくれたみたいなサービス精神ですかね。「シンデレラ」と言ったかどうかは覚えていないんですけど…(笑)。でも、そういうところかなと思います。

《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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