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パルムドール受賞も囁かれるケン・ローチ監督最新作『Sorry We Missed You』日本公開

『Sorry We Missed You』(原題)が、12月13日(金)より日本でも公開されることが決定した。

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『Sorry We Missed You』(原題)photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019
『Sorry We Missed You』(原題)photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019 全 2 枚
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第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、3度目の最高賞パルムドール受賞も囁かれているケン・ローチ監督作『Sorry We Missed You』(原題)が、12月13日(金)より日本でも公開されることが決定した。

イギリス、ニューカッスルに住むある家族。父リッキーはマイホーム購入を夢みて、大手配送業者のフランチャイズの下請けドライバーとして働き出す。母アビーはホームヘルパーとして朝から晩まで働く毎日。次第に家族で過ごす時間が減って行き、息子セブと娘ジェーンは寂しさを募らせてゆく…。

本作は、第69回カンヌ国際映画祭にて最高賞パルムドールを受賞した『わたしは、ダニエル・ブレイク』のケン・ローチ監督の最新作。

ケン・ローチ/photo: Emi Yoshida
『わたしは、ダニエル・ブレイク』を最後に映画界からの引退を表明していたが、引退宣言を撤回してまで監督が描きたかったのは、時代の波に翻弄される“現代の家族の姿”――。

これまで、労働者や社会的弱者に寄り添い、彼らを取り巻く現実と、それでも明日を懸命に生きようとする人々を描き続けてきたローチ監督。本作では、理不尽なシステムによる過酷な労働の中で、社会の下層から這い上がれない家族を通し、現代社会への「怒り」を描く。

なお、脚本は『わたしは、ダニエル・ブレイク』『ジミー、野を駆ける伝説』で手を組んだポール・ラヴァティが手掛けた。

『Sorry We Missed You』(原題)は12月13日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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