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コン・リー×オダギリジョー共演作、ヴェネチア映画祭コンペ部門に選出!

第76回ヴェネチア国際映画祭の主要賞を競うコンペティション部門に、中国の名匠ロウ・イエ監督の最新作にしてオダギリジョーも出演する『サタデー・フィクション』の正式出品が決定した。

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『サタデー・フィクション』(c)YINGFILMS
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第76回ヴェネチア国際映画祭の主要賞を競うコンペティション部門に、中国の名匠ロウ・イエ監督の最新作にしてオダギリジョーも出演する『サタデー・フィクション』の正式出品が決定した。

映画の舞台は第2次世界大戦が勃発する直前の、世界各国の諜報員が暗躍する東洋の魔都・上海。実在する「蘭心劇場」で巻き起こる愛と謀略の物語となる。

主演は、ディズニー・アニメーションの実写版『ムーラン』に出演するなどハリウッドでも活躍する、中国を代表する女優のコン・リー。コン演じる主人公は、華やかなショー・ビジネスの世界で活躍しながら、諜報員という裏の顔をもつミステリアスな大女優。

『サタデー・フィクション』(c)YINGFILMS
共演のオダギリジョーは、日本から来た暗号通信の専門家として物語のカギを握る重要な役どころを演じる。さらに、オダギリさん演じる専門家の護衛役として、先日「ラジエーションハウス特別編~旅立ち~」に出演するなど映画やテレビで活躍する中島歩も参加。

そのほか、ドイツからは海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のジャクェン・フ=ガー役で知られるトム・ヴラシアがグランドホテルの支配人役を、フランスからは『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』のパスカル・グレゴリーが、コン・リー演じる女優の養父役を演じる。

また、台湾からは、国民的人気俳優のマーク・チャオが舞台演出家で「蘭心劇場」の支配人として出演するなど、国際色豊かなインターナショナルキャストが名を連ねる。

カンヌ国際映画祭「ある視点部門」オープニング作品選出の『二重生活』、ベルリン国際映画祭コンペティション部門選出の『ブラインド・マッサージ』などで知られるロウ・イエ監督は、「1941年、太平洋戦争開戦までの1週間は、中国、ヨーロッパ、アメリカ、アジアにとって全てが変わってしまう直前にあたります。また、その時代の上海はショー・ビジネスとスパイの世界が交差した特異な場所でした。この映画が描くのは、策略とロマンス、裏切りに満ちた二つの世界です」と、本作についてコメントを寄せている。

『サタデー・フィクション』(c)YINGFILMS
ヴェネチア国際映画祭は現地時間8月28日~9月7日まで開催。

『サタデー・フィクション』は2020年、公開予定。

《シネマカフェ編集部》

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