※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

アヌシー映画祭グランプリ獲得『FUNAN フナン』日本公開決定

第42回アヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリを獲得した、心揺さぶる家族の物語を描く映画『FUNAN フナン』の日本公開が決定。予告編とポスタービジュアルも到着した。

映画 洋画ニュース
注目記事
『FUNAN フナン』Les Films d'Ici - Bac Cinema - Lunanime - ithinkasia - WebSpider Productions - Epuar - Gaoshan - Amopix - Cinefeel 4 - Special Touch Studios (C) 2018
『FUNAN フナン』Les Films d'Ici - Bac Cinema - Lunanime - ithinkasia - WebSpider Productions - Epuar - Gaoshan - Amopix - Cinefeel 4 - Special Touch Studios (C) 2018 全 7 枚
拡大写真
第42回アヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリを獲得した、心揺さぶる家族の物語を描く映画『FUNAN フナン』の日本公開が決定。予告編とポスタービジュアルも到着した。

カンボジア、1975年4月。武装組織クメール・ルージュによるプノンペン制圧のニュースを境に、多くの住民が強制労働のため農村に送られる。一家で農村へ移動する道中、息子ソヴァンと離れ離れになってしまった母チョウ。農村での革命組織(オンカー)の監視による苛酷な労働や理不尽な扱いは、彼女と夫クンを、そして共に生活する家族を一人、また一人と追い詰めていく――。

『FUNAN フナン』Les Films d'Ici - Bac Cinema - Lunanime - ithinkasia - WebSpider Productions - Epuar - Gaoshan - Amopix - Cinefeel 4 - Special Touch Studios (C) 2018
「Netflix」との提携も発表された名門アニメーションスクール「ゴブラン・レコール・デュ・リマージュ」出身のドゥニ・ドーが監督&脚本を務めた本作。フランス生まれでカンボジアにルーツを持つドー監督が、自身の母親の体験を基に、クメール・ルージュの支配とカンボジアの人々の抵抗を描いた。

『FUNAN フナン』Les Films d'Ici - Bac Cinema - Lunanime - ithinkasia - WebSpider Productions - Epuar - Gaoshan - Amopix - Cinefeel 4 - Special Touch Studios (C) 2018
長編初監督作品ながら、「高畑勲監督の名作『火垂るの墓』に続く芸術大作」(Variety)、「アニメーションの可能性を広げた」(Indiewire)などと、世界中で高い評価を受けた本作は、エミール賞では脚本賞とサウンドデザイン賞を受賞している。

到着した予告編では、クメール・ルージュによるプノンペン占領の一報とともに、生活が様変わりしていく様子が描かれていく。オンカーの誘導によって農村へ送られる途中、息子と離れ離れになってしまった家族。そのまま時は流れ、絶望と苛立ちに襲われ、母は夫に心ない言葉をぶつけてしまう…。


またポスタービジュアルは、こちらを見つめるチョウの目とカンボジアの風景、そして2人の男女が描かれている。

『FUNAN フナン』Les Films d'Ici - Bac Cinema - Lunanime - ithinkasia - WebSpider Productions - Epuar - Gaoshan - Amopix - Cinefeel 4 - Special Touch Studios (C) 2018
アートディレクターには、『怪盗グルーの月泥棒 3D』で主要アニメーターを務めたミッシェル・クルーザ。声の出演には、主人公のチョウを『アーティスト』のベレニス・ベジョ、チョウを支える夫のクンを『グッバイ・ゴダール!』のルイ・ガレルが担当。エンディング曲はイギリスのシンガー・ソングライター、レベッカ・ファーガソンの「Running」が起用されている。

『FUNAN フナン』は12月25日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、シネ・リーブル池袋ほかにて公開。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]