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少年と飛べない小鳥がバイクで駆け抜ける…幻想的な世界映す『Away』本編映像

ラトビア人新進クリエイター、ギンツ・ジルバロディスが3年半をかけて、たった1人で製作・監督・編集・音楽の全てを作り上げた長編デビュー作であり、世界の映画祭で9冠を達成した『Away』から、本編映像が解禁となった。

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『Away』 (C) 2019 DREAM WELL STUDIO. All Rights Reserved.
『Away』 (C) 2019 DREAM WELL STUDIO. All Rights Reserved. 全 6 枚
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ラトビア人新進クリエイター、ギンツ・ジルバロディスが3年半をかけて、たった1人で製作・監督・編集・音楽の全てを作り上げた長編デビュー作であり、世界の映画祭で9冠を達成した『Away』から、本編映像が解禁となった。

>>『Away』あらすじ&キャストはこちら

今回解禁されたのは、飛べない小鳥とともに旅する少年が広く美しい湖へと到着したところから始まる本編映像。たどり着いた湖は、一面鏡張りのように周りの景色を映し出し、美しい青空が反射した幻想的な鏡面世界を作り上げている。

彼らを出迎えるかのように現れたのは、悠々と湖の上を歩き去っていく3頭のゾウ。そして、彼らと並走するように白いトリたちの群れがやってくる。


美しい映像とともに流れる音楽も、ジルバロディス監督自身が制作したもの。幻想的な映像と壮大な音色があわさり、非日常感溢れる景色に魅了される映像に仕上がっている。


ジルバロディス監督は「飛べない小鳥は、同じように旅をする主人公の少年を表しています。少年は、飛行機事故で一人取り残され、家族との再会を望んでいます」と語り、登場している動物たちにはそれぞれ“意味”が込められていると明かす。そして「この作品のメインテーマは人と人とのつながりで、その悪の象徴的なシーンでネコたちが登場します。彼らはあまりにもつながりが強く、個々が強烈な個性を持っていない」と続ける。


「最初はそれぞれのネコに個性と色を与えようと思っていましたが、すべて同じ個性にするべきだと感じました。1匹のネコを作り出して何度もコピー&ペーストしたことで、アニメーションの作業がずっと簡単になり、かつストーリーにも気味悪さを加えることができたと思います」と、中には偶然生まれた演出もあったという。


監督は本作について、「これは非常に直線的で、より複雑なディテールを含んでいます」とコメントしており、シンプルな映像の中に散りばめられた演出にも注目だ。

『Away』は12月11日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。

《text:cinemacafe.net》

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