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プレッシャーに立ち向かう女性アスリートがアニメーションに…SK-II STUDIOが新作映像公開

容姿の美しさや“女性らしい”振る舞いなど競技の場以外での闘いを強いられ、様々なプレッシャーに直面する世界的なトップアスリートたち。そんな彼女たちの葛藤をテーマに、世界的なクリエイターがアニメーション・シリーズを制作

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「VSシリーズ」
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女性であるがゆえに、容姿の美しさや“女性らしい”振る舞いなど競技の場以外での闘いを強いられ、様々なプレッシャーに直面する世界的なトップアスリートたち。そんな彼女たちの葛藤をテーマに、世界的なクリエイターがアニメーション・シリーズを制作、プレッシャーに立ち向かう「VSシリーズ」ができ上がった。


運命を変えるのは自分自身!
女性たちの背中を押す様々な取り組み


この「VSシリーズ」は、「#CHANGEDESTINY~運命を、変えよう。」をブランドテーマに掲げるグローバルスキンケアブランド「SK-II」が世界中の女性たちを後押しする新しい取り組みの中で生まれた。

「SK-II」では、3月にブランド初となるフィルムスタジオ「SK-II STUDIO」を立ち上げ、まず『万引き家族』『真実』の是枝裕和監督が競泳の池江璃花子選手を追ったドキュメンタリー作品「センターレーン」を第1作目として公開。池江選手の闘病から競技復帰までに寄り添った動画は大きな反響を呼び、すでに1,900万回再生を越えている(5月7日現在)。

「VSシリーズ」は「SK-II STUDIO」が続けて放つ新作で、メッセージ性とエンターテイメント性を兼ねそなえた、かつてないほど力強いアニメーション・シリーズだ。「#CHANGEDESTINY」の理念に共鳴した世界の名だたるクリエーターが参加し、世界的なトップアスリートたちを通じて自ら運命を切り拓く女性の物語を、アニメーションと実写を融合させて表現した。

また、こうした「SK-II STUDIO」の映像を観ることで、1再生ごとに1ドル(本年の拠出額50万ドルを上限)、運命を変えようと踏み出す女性たちへの様々な支援活動に当てる「#CHANGEDESTINY資金」も動き出している。


女性アスリートの実体験が
アニメーションに…6つの“怪獣”と闘う


全6篇からなる「VSシリーズ」に登場するアスリートは、史上最多メダル獲得者の体操のシモーン・バイルス選手、世界記録を持つ競泳の劉翔(リウ・シアン)選手、オリンピックで2つのメダルを獲得している卓球の石川佳純選手、オリンピック金メダリストのバドミントンダブルス髙橋礼華氏と松友美佐紀選手、サーフィンの前田マヒナ選手、そしてバレーボール女子日本代表火の鳥NIPPONの6組。

彼女たちの実体験をもとに、アンチ(SNS上での誹謗中傷)、プレッシャー(周囲からの圧力から芽生える自分への疑い)、ルックス(外見偏重による決めつけ)、ルール(美しさのルール)、リミット(人から決めつけられた限界)、マシーン(完璧さを追求するがゆえに立ちはだかる困難)という6つをテーマに取り上げ、多くの女性たちにも身に覚えがある社会からの圧力や、それに対する葛藤を“怪獣”としてアニメーションならではの映像表現で具現化した。

▼シネマカフェが注目したい、4作品

前田マヒナ「VS ルール」



“大和撫子”という言葉が表すように、謙虚でしとやか、穏やかな微笑をたたえた女性こそ“美しい”とするのは、現在も根深い日本的価値観といえる。サーフィンという道を選んだマヒナ選手がその固定観念の呪縛から解き放たれ、自分の心のままに波に向かう躍動感溢れる姿に注目だ。

前田マヒナ「VS ルール」
本作を手がけたのは、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」や「ゲーム・オブ・スローンズ」「MAD MEN マッドメン」などで知られるハリウッドの「イマジナリーフォーシズ」。日本画家・池永康晟の美人画にインスパイアされた世界観に圧倒的される。


シモーン・バイルス「VS アンチ」



体操のバイルス選手の場合は、アメリカの“美の象徴”とされがちなチアリーダーとの対峙が印象的。ドキュメンタリーや長編アニメーションを専門とし、数々の賞やオスカーを獲得している「パッション ピクチャーズ」が制作、プロポーションを強調するためにデフォルメされた女性の身体ではなく、バイルス選手自身の身体能力や彼女だけの美しさを表現するために3Dアニメーションのネクストレベルに挑んでいる。

シモーン・バイルズ「VS アンチ」
また、サウンドトラックを担当したのは、エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞の4賞=“EGOT”を制覇した人気シンガーソングライター、ジョン・レジェンド。そのエモーショナルな歌声が、アンチコメントが増大して誕生した“怪物”に立ち向かう彼女の身体に重なっていく。

石川佳純「VS プレッシャー」



10代から様々なタイトルを獲得し、オリンピックメダリストとして注目されてきた石川選手がプレッシャーと対峙する。彼女にさらなる成果を期待するのは、メディアであり、世論であり、きっと私たちもその一部だろう。

石川佳純「VS プレッシャー」
英国アカデミー賞を含む200以上の賞や栄誉を受け、アカデミー賞やカンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭などにノミネートされてきたポーランドの「Platige Image」が制作。秀逸なのが、高みを目指し続ける石川さんの心理描写をエレベーターに例えたこと。壊れかけ、落下寸前であっても、彼女が「自分を信じること」を思いだし、闘い続ける姿は物理的な限界のないアニメーション表現によって迫力のあるシーンに仕上がっている。

リウ・シアン「VS ルックス」



世界記録を持つ水泳選手ながら、彼女のSNSに寄せられるコメントはトップアスリートとしての実力ではなく、容姿を賞賛するものばかり。日本でも“美しすぎる○○”として、その女性が持つ優れた能力や功績、職業にいらぬ形容詞がつくことは珍しくない。

リウ・シアン「VS ルックス」
石川佳純選手の作品と同じ「Platige Image」が手がけたアニメーションは、大量の「いいね」から生まれた“怪獣”とプールの中で闘うからこそ意味がある。中国のR&B/ソウルシンガー、レクシー・リウが担当したオリジナル楽曲も彼女を後押しする。

また、本シリーズの公開とあわせて東京の街並みに着想を得たバーチャルシティ「SK-II City」がオープン。「SK-II City」の中では、「SK-II Cinema」にて「VSシリーズ」を鑑賞したり、「SK-II STUDIO」の舞台裏を垣間見たり、「SK-II Mall」で SK-II 製品を購入することもできる。

「SK-II City」特設サイト

《シネマカフェ編集部》

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