『エターナル・サンシャイン』レビュー
人と人が「別れる」というのは不思議なことです。たとえその人と2度と会わないとしてもその人との思い出がなくなるわけではありません。本作で先日のアカデミー脚本賞を受賞したチャーリー・カウフマンの脚本はそんな矛盾を思いもよらないやり方で描き出しています。まるでパズルのように複雑なカウフマンの脚本とミシェル・ゴンドリー監督の想像力あふれる映像が生み出した独特の世界は、まさにこの2人にしか作りえないものです。
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2人といえば主演のジム・キャリーとケイト・ウィンスレットもはまり役でしたが、彼らをとりまく人々のサイド・ストーリーにも注目です。イライジャ・ウッド、キルスティン・ダンストなど、彼等だけでも1本の映画を制作できる俳優達が脇を固めているだけに、見ごたえは十分です。特に『コラテラル』でも注目していたマーク・ラファロとキルスティン・ダンストのカップルはとてもキュートで思わず真似したくなってしまいました。また、ジョエルを忘れたクレメンタインにひと目惚れしたイライジャ・ウッドの切ない恋は、ある意味では本編よりも泣かせるかもしれません。恋人がいる人もそうでない人も、もう一度新しい気持ちで恋がしたくなるリフレッシュ・ムービーです。
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