『SAYURI』レビュー
女の園には醜い争いがつきもの。華麗な芸者の世界とて例外ではありません。でもそこはミュージカル映画『シカゴ』でならしたロブ・マーシャル監督だけに、単なるどろどろした内紛劇では終わりません。たとえばリズミカルな音にのってテンポよく繰り広げられる着付けのシーン。一度でも体験したことのある人ならわかるはずですが、帯を締めたり結んだり、あの地味で根気のいる動作のひとつひとつがこんなにもエンタテインメントになるなんて! 普通にあるものやことが突然魅力的に見える…それこそが映画の魔力です。そしてチャン・ツィイーをも圧倒するコン・リーの鬼気迫る演技と色気はまさに圧巻でした。重箱の隅をつつくのではなく、画面に映っている美しいビジュアルと音楽を存分に楽しむのが正しい見方です。
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