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『レジェンド・オブ・ゾロ』キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 来日記者会見

世界で大ヒットした痛快アクション映画『マスク・オブ・ゾロ』の公開から7年。あのスーパーヒーローとともに、妖艶なヒロインが戻ってきた! そのヒロインとはもちろん、続編『レジェンド・オブ・ゾロ』でも引き続きゾロの最愛の人エレナを演じるキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。スピルバーグが放つアクションエンタテインメントの決定版について、そしてプライベートについても、笑顔を絶やさずたっぷりと語ってくれた。

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世界で大ヒットした痛快アクション映画『マスク・オブ・ゾロ』の公開から7年。あのスーパーヒーローとともに、妖艶なヒロインが戻ってきた! そのヒロインとはもちろん、続編『レジェンド・オブ・ゾロ』でも引き続きゾロの最愛の人エレナを演じるキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。スピルバーグが放つアクションエンタテインメントの決定版について、そしてプライベートについても、笑顔を絶やさずたっぷりと語ってくれた。

「ハジメマシテ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、デス!」今回が初来日という彼女は、会見場に登場するなりまず日本語で挨拶。「小さい頃はよく日本人とのハーフかと聞かれたこともあって、長い間ずっと日本に来たいと思っていたの。今回やっと念願が叶って来日できたけれど、とにかく東京の風景に驚いたわ。夫のマイケル・ダグラスから、『ブラック・レイン』の撮影中の話をよく聞かされていたので、夫といつか家族で来ようねと言っているの。そのときには東京以外の街にも行ってみたいわ。だからアーノルド・シュワルツェネッガーじゃないけれど、“We will be back!”って言いたいわ」

前作の撮影から10年、公開から7年を経て待望の続編。本作で、ハリウッドにその美貌と才能を知らしめた彼女としては、“ゾロ”への思い入れはひとしおのはず。「マーティン・キャンベル監督やアントニオ・バンデラスと会うたびに、いつも続編のことを話していたわ。でも7年もかかってしまったのは、皆のスケジュール、素晴らしい脚本など、必要な要素が揃わなかったからなの。でも、メキシコで撮影が始まると、このブランクが嘘のようにみんなすぐに打ち解けて、楽しく撮影ができたわ」

前作に比べ、アクションシーンにも多く挑んでいるキャサリン。そこからは、エレナという役柄をできるだけリアルに、そして魅力的に演じたいという意気込みが感じられる。「エレナは、時代の先端を行く女性ね。この時代の女性は、彼女のように剣を持つことはしなかったでしょうから。前作のラストで、エレナがゾロの娘だと明らかになるけれど、私はこのことを常に念頭に置いて演じているの。彼女にはゾロの血が流れているから、ゾロが持っている情熱や身体能力もある。エレナは特に若い女性たちのとてもいいお手本になるんじゃないかしら。男性のようにタフで強くて、同時にエレガントな女性の実例だもの」

そう語るキャサリンも、エレナに負けず劣らず魅力的。妻、母、女優の3役を、上手くこなす秘訣についてこう話す。「3役をこなすのは大変だけれど、子供たちが大きくなって学校に通うようになれば、少しは変化して楽になるでしょうね。ただ、私たち俳優は、仕事の時はすごく集中するし、子供たちに仕事を見せることもできる。オフも長いから、そのときはできるだけ子供と一緒に過ごしているわ。オフィスや銀行で働く女性はそうはいかないでしょうから、私はとてもラッキーね。でも、上手くこなすには、努力は必要だけれど」

そんなキャサリンにとってのスーパーヒーローとは?との質問が飛び出すと、「それはやっぱりマイケル・ダグラスよ」とおのろけも登場。「ゾロの一番の魅力は人間味に溢れているところじゃないかしら。私の祖母もゾロの大ファン。子供からお年寄りまで、ゾロは時代を超えて人気があるでしょ。それは彼が生身の人間であり、人々のために戦う人だからだと思うわ。マイケルのことは、スーパーヒーローとは言わないまでも、かなり近いものがあるわね」

夫の話題が登場すれば、やっぱり気になるのは、25歳の年の差がありながら上手くやっていく秘訣だが…。「特に年の差を問題にしたことはないわ。むしろ、仕事の面でメリットになっているわね。彼はオスカー受賞俳優であり、映画プロデューサーでもあり、輝かしいキャリアを持っているけれど、私たちはこの25歳の差があったからこそ、お互いを尊重し合ったいい結婚生活を続けられると思うの。もし彼が25歳若かったら、もっと野心的でお互いが競い合っていたかもしれないけれど、私たちはお互いの経験を共有している。年の差があるからこそ、私たちの関係はとてもうまく行っているのよ」

今回の滞在は短いものの、「夫と子供たちにお土産で着物を買いたいから、ショッピングには出かけたいわね」とも。そんな家庭的な素顔をのぞかせながらも、胸元が大きく開いたドレスで会見に殺到した取材陣を悩殺。終始、女優スマイルを絶やさず、ゴージャスな魅力を覗かせていたキャサリン。さすがの貫禄をにじませる、堂々たる姿が印象的だった。

《シネマカフェ編集部》

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