ココに注目! 第78回アカデミー賞 vol.2 ついに発表、待望のノミネート
今年は、日本時間の3月6日に発表となる第78回アカデミー賞。2月1日には、待望のノミネート発表が行われました。
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今年は、日本時間の3月6日に発表となる第78回アカデミー賞。2月1日には、待望のノミネート発表が行われました。
注目すべきは、作品賞、監督賞、主演・助演男優賞、助演女優賞を含む、主要8部門でノミネートされた『ブロークバック・マウンテン』。ゲイのカウボーイが20年に渡って愛を育む姿を描いた秀作。デリケートな内容ながら、各国で高い支持を受け、すでに多くの映画賞を受賞している今年のオスカー大本命です。
私の大好きな『クラッシュ』は、作品賞、監督賞、助演男優賞(復活、マット・ディロン!!)、脚本賞、編集賞、主題歌賞にて主要6部門にノミネート。スピルバーグ監督の社会派作品『ミュンヘン』、トルーマン・カポーティの人生を描いた『カポーティ』がそれぞれ5部門に入りました。
また、ジョージ・クルーニーは、『グッドナイト&グッドラック』で監督賞に、『シリアナ』で助演男優賞にダブルノミネート。邦画では、『ハウルの動く城』が長編アニメーション部門にノミネートされましたが、競争相手が『ティム・バートンのコープスブライド』『ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!』と強敵揃いだけに、結果が気になるところです。
さて、賞レースの行方の中でも、最も気になるのが男優&女優賞。実在の人物を見事に演じると高評価されるアカデミー賞ですから、主演男優賞では、トルーマン・カポーティを演じたフィリップ・シーモア・ホフマン、『ウォーク・ザ・ライン/君へつづく道』で抜群の歌唱力まで披露してジョニー・キャッシュを体現したホアキン・フェニックスが有力かも。助演男優賞は個人的に、いい味出してる懐かしのYAスター、マット・ディロンにぜひあげたい!
今期の賞レース結果を見てみると、主演女優賞では、ホアキンとともに驚きの歌いっぷりを見せてくれたリーズ・ウィザースプーン(『ウォーク・ザ・ライン/君へつづく道』)が大本命。実在した歌手を演じ、全編にわたって自らでパフォーマンスをやりきった彼女の女優魂には頭が下がります。ともに候補にあがっているジュディ・デンチ(『Mrs.Henderson Presents』)、フェリシティ・ハフマン(『Transamerica』)、キーラ・ナイトレイ(『プライドと偏見』)、シャーリーズ・セロン(『スタンドアップ』)も、彼女になら素直に女王の座を譲るのでは?と思うほどです。助演女優賞は、『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズにおくって欲しい。作品の中での存在感に一票!といったところです。
どの賞にも言えることですが、今年はとにかく粒揃いのアカデミー賞ノミニー。賞の行方はあくまでひとつの評価。どれも素晴らしい作品、俳優ばかりなので、賞の行方を参考に、あなただけ注目作をみつけてみて。
注目すべきは、作品賞、監督賞、主演・助演男優賞、助演女優賞を含む、主要8部門でノミネートされた『ブロークバック・マウンテン』。ゲイのカウボーイが20年に渡って愛を育む姿を描いた秀作。デリケートな内容ながら、各国で高い支持を受け、すでに多くの映画賞を受賞している今年のオスカー大本命です。
私の大好きな『クラッシュ』は、作品賞、監督賞、助演男優賞(復活、マット・ディロン!!)、脚本賞、編集賞、主題歌賞にて主要6部門にノミネート。スピルバーグ監督の社会派作品『ミュンヘン』、トルーマン・カポーティの人生を描いた『カポーティ』がそれぞれ5部門に入りました。
また、ジョージ・クルーニーは、『グッドナイト&グッドラック』で監督賞に、『シリアナ』で助演男優賞にダブルノミネート。邦画では、『ハウルの動く城』が長編アニメーション部門にノミネートされましたが、競争相手が『ティム・バートンのコープスブライド』『ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!』と強敵揃いだけに、結果が気になるところです。
さて、賞レースの行方の中でも、最も気になるのが男優&女優賞。実在の人物を見事に演じると高評価されるアカデミー賞ですから、主演男優賞では、トルーマン・カポーティを演じたフィリップ・シーモア・ホフマン、『ウォーク・ザ・ライン/君へつづく道』で抜群の歌唱力まで披露してジョニー・キャッシュを体現したホアキン・フェニックスが有力かも。助演男優賞は個人的に、いい味出してる懐かしのYAスター、マット・ディロンにぜひあげたい!
今期の賞レース結果を見てみると、主演女優賞では、ホアキンとともに驚きの歌いっぷりを見せてくれたリーズ・ウィザースプーン(『ウォーク・ザ・ライン/君へつづく道』)が大本命。実在した歌手を演じ、全編にわたって自らでパフォーマンスをやりきった彼女の女優魂には頭が下がります。ともに候補にあがっているジュディ・デンチ(『Mrs.Henderson Presents』)、フェリシティ・ハフマン(『Transamerica』)、キーラ・ナイトレイ(『プライドと偏見』)、シャーリーズ・セロン(『スタンドアップ』)も、彼女になら素直に女王の座を譲るのでは?と思うほどです。助演女優賞は、『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズにおくって欲しい。作品の中での存在感に一票!といったところです。
どの賞にも言えることですが、今年はとにかく粒揃いのアカデミー賞ノミニー。賞の行方はあくまでひとつの評価。どれも素晴らしい作品、俳優ばかりなので、賞の行方を参考に、あなただけ注目作をみつけてみて。
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