浅野ゆう子、仲間由紀恵&井川遥の若さに嫉妬! 『大奥』製作発表記者会見
江戸城大奥を舞台に愛、憎しみ、嫉妬…と女たちの戦いを描いた大ヒットテレビドラマシリーズ「大奥」。シリーズ3作に続いて、ついにその集大成として、映画『大奥』が今冬公開される。9月に撮影を控え、8月20日には豪華キャスト・スタッフを迎えての製作発表記者会見が行われた。
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主演の絵島を務めるのは、いまテレビにCMにひっぱいだこの仲間由紀恵。「私も時代劇に出させていただいてますが、また大分違う、時代劇の美しさとか、人の愚かさ、そういういものをすごく身近に感じさせてくれた作品だなと、このシリーズを見て思いました。『大奥』史上、最大のスケールで描かれる最高の作品になると信じて頑張りたいと思います」。撮影で楽しみなことは?という質問には、「撮影が京都ということで、美しい京都を見られることを楽しみにしています」とコメントした。
このほか高島礼子、井川遥、杉田かおる、松下由樹、浅野ゆう子、と華やかな女優陣がキャストに名を連ねる。「先日空港のラウンジで、『大奥見てます』と声をかけられました」と挨拶をし会場を笑せた浅野さんは、映画のテーマでもある“女の嫉妬・執念”について、「仲間由紀恵さんと、井川遥さんの20代の若さに嫉妬しています。でも40代の執念でがんばっていきたいと思います」と冗談交じりにここでも女の戦いを垣間見せた。
また会見には迫力ある女優陣に挟まれて及川光博が唯一の男性キャストとして登壇。「時代が変わっても、また衣装が変わってもですね、昔から普遍的な人間の業というか、カルマというのは変わらなくて、それをエンターテイメントにするというところを楽しみにしています。昔から変わらない人間の醜さ、愚かさを楽しんでいただけたらと思います」。
メガホンをとるのは、テレビシリーズの演出を手がけた林徹。「テレビドラマを演出して16年、僕が一番大切にしてきた『大奥』というシリーズが、映画としてもう1回作ることができるという、そのチャンスを頂くことができました。いろんな方に感謝しています」。
撮影は9月中旬より、東映京都撮影所を中心に行われ、12月23日、全国東映系にて公開予定。テレビ版からさらにスケールアップして帰ってくる豪華絢爛な極上エンターテインメントを楽しみにしたい。
《シネマカフェ編集部》
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