『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』ドリフト・デモンストレーション&北川景子、土屋圭市記者会見
8月21日(月)、晴海客船ターミナルの特設会場にて『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のイベントが開催され、晴海客船ターミナルの特設会場には、劇用のカスタム・カーと並んで一般募集によるカスタム・カー50台が集合した。場内に設置された仮設サーキットでは、本作品にテクニカル・アドバイザーとして参加した土屋圭市さんほか、「D1グランプリ」のトップドライバーによるドリフトのデモンストレーションを実施。予想を上回る煙、タイヤのこげるにおい、エンジン音に会場は騒然とした。
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続いて行なわれた記者会見には、レイコ役の北川景子さんが登場。ハリウッド映画に抜擢されたときのことについて「人気シリーズに出させていただき、光栄です。本当にラッキーだったと思います」と新人らしいコメントを。直前までドリフト・デモンストレーションを行なっていた土屋さんも同席。「CGや作りものは嫌いです。人間ができる限界に挑戦していくということが好き」という彼は、いかに実写のカーアクションにこだわったかを語った。お気に入りのシーンは、鋸山の峠道でのレース。「時速130km〜140kmくらいで、インコーナーから横向きで出てきました。一発本番でたまたま成功しましたが、心臓がバクバクしていました。自分でも早送りだろうって思うくらい早かったです」と力説した。
大変だったことは何ですか? という質問には「スピンする、ガードレールにぶつかりそうになるなど、下手に走らなくてはいけないシーンがとても大変だった」と土屋さん。主人公ショーンがドリフトの練習をし、段々上手になっていく過程のシーンでは何度もNGを出したそうです。一方、ほとんどがアメリカでの撮影だったという北川さんの苦労点は、英語。「撮影当初は、後ろで言い争っているだけのアドリブシーンでも、引っかかっていました。言葉の問題で足を引っ張ってしまうのがとても悔しくて、毎日勉強しました」と、努力家の一面を覗かせていた。
「実際の走りを使用するのか納得のいく車に仕上げたうえで撮影に使うのかがとても重要でした。話し合いの結果、実際の走りを優先して使うということで合意したので、この映画に参加することにしたんです」と土屋さん。生の走りにこだわった本作品の迫力を、ぜひ劇場で体感してほしい。
公開は9月16日より有楽座ほか全国にて。
《シネマカフェ編集部》
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