反戦の思いを込めて史実を初の映画化『ドレスデン、運命の日』ローランド・ズゾ・リヒター監督来日
美しいその街は、一夜で崩壊した——。第二次大戦末期、ドイツ一の文化と芸術を誇り“エルベのフィレンツェ”と讃えられた美しい街・ドレスデンは、イギリス軍による大規模な空爆によって、一夜にして無惨な廃墟へと変わり果てた。この史実を本格的に映画化した初の作品『ドレスデン、運命の日』のプロモーションのため、1月31日に監督のローランド・ズゾ・リヒターが来日した。
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今回が2度目の来日となるズゾ・リヒター監督は、日本でもヒットした『トンネル』を手がけた監督。『ドレスデン、運命の日』は、本国ドイツでテレビ放映されると大きな反響を呼び、1,200万人もの人が観るという驚異的な視聴率を記録。反戦の強い思いが込められている作品だ。「人間が戦争から何か学べることがあるとすれば、それがいかに無意味であるかということだけだ」と、穏やかながらも力強く語るズゾ・リヒター監督。『ドレスデン、運命の日』はGWより、シャンテシネほか全国にて順次公開される。
《シネマカフェ編集部》
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