何じゃこりゃ!?『龍が如く 劇場版』北村一輝、岸谷五朗、三池崇史監督初日舞台挨拶
シリーズ累計170万本を超える売り上げを記録した人気ゲームソフトを三池崇史監督が映画化。『龍が如く 劇場版』が3月3日(土)公開初日を迎え、新宿トーアにて行われた舞台挨拶に三池監督をはじめ、主演の北村一輝、岸谷五朗に夏緒、そして名越稔洋プロデューサーが登壇。会場には原作のゲームファンも多く訪れ、立ち見が出るほどの大きな盛り上がりを見せた。
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主演の北村さんは完成した作品を観たときは「『何じゃこりゃ!? 監督、またやっちゃったなぁ〜』と思った」という。だがその中身を「力強い、作品性のある作品」と評し、自身も大変気に入っているとのこと。主演のオファーを受けた時は「三池作品」であり「岸谷さんと共演」ということで2つの喜びが重なったという。現場の様子については「ほとんどのシーンがアクションで大変だった」と語るも「自分のターニング・ポイント的な作品になっていると思う」と主演作に手応えを感じている様子だった。
共演した岸谷さんは「三池監督のとんでもない世界がまたひとつ出来上がりました」と挨拶。監督の演出について「ライブ感がある」と語り「三池監督の演出が加わると、(岸谷さん演じる)真島吾朗が勝手に動き出す」とその手腕を絶賛した。
消えた母親を捜すいたいけな少女・遥を演じた夏緒は、本作で映画デビューを果たした。「北村さんはすごく優しくて、撮影の合間にトランプをして遊んでくれました。すごく楽しかったです。監督は、初めは怖いと思ったけど、少し経ってから優しいと思いました」と笑顔で初めての撮影現場の様子を語ってくれた。
三池監督は「ひな祭りなのに、朝早くから歌舞伎町へようこそ(笑)」と挨拶。作品については監督までが「『何じゃこりゃ!?』という感じの作品」と語り、作り手自ら奇想天外な作品であることを堂々と肯定。「そういうものもあっていいのでは、と思ってます」と自信満々に語った。名越プロデューサーも「パンチのあるエンタテインメント作品にしていただいて、感謝しています」と満足げに語った。
欲望と暴力が渦巻く不夜城・神室町を舞台に、個性的な人間たちが繰り広げる群像ドラマ『龍が如く 劇場版』。世界が認めた異才が「好きにやった」と語る衝撃作は新宿オスカーほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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