忘れえぬ戦争の悲劇に真正面から迫る『ドレスデン、運命の日』公開初日決定
第二次世界大戦末期、1945年2月のドレスデン。ドイツ一の文化と芸術を誇り“エルベのフィレンツェ”と讃えられたこの街にも戦火が迫る。病院に隠れていた英国の兵士・ロバートを見つけた看護婦のアンナは婚約者がいるにもかかわらず、次第に憎むべき敵兵のロバートに惹かれてゆく。そして運命の2月13日。連合国軍による大空襲がドレスデンの街を覆う。魂に導かれるままに戦火に燃え上がる恋の結末は…?
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戦後60年を経て、初めてイギリス・ドイツ双方の一般市民の視点から“ドレスデン大空襲”の悲劇を描く『ドレスデン、運命の日』の公開初日が4月21日(土)に決定した。
『トンネル』のローランド・ズゾ・リヒター監督が、巨額の製作費と2年の歳月をかけて完成させた本作。「人間が戦争から何か学べることがあるとすれば、それがいかに無意味であるかということだけだ」と語っているように、本作には監督の力強い反戦メッセージが込められている。本国ドイツではテレビ放映され、1,200万人もの人々が見るという驚異的な視聴率を記録し、大反響を呼んだ。
戦争という時代の波に翻弄される男女の、切なくも美しい恋愛叙事詩『ドレスデン、運命の日』は4月21日(土)よりシャンテ シネほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
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