韓国で100万人動員のホラー映画の監督は実は超怖がり!
『ボイス』、『コックリさん』などで本国・韓国のみならず、日本、そして世界でヒットを飛ばし、アジアン・ホラーを代表する監督の一人として注目を集めるアン・ビョンギ。彼の最新作であり、韓国で100万人を動員した『アパートメント』がついに日本上陸。5月19日(土)に公開初日を迎え、池袋シネマサンシャインで行われた舞台挨拶にビョンギ監督と、日本版のテーマソングを担当したビジュアル系バンド、the GazettE(ガゼット)が登壇した。
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
この舞台挨拶の回のチケットは発売開始後10分で完売しただけあって会場は超満員。本作とガゼットのコラボレーションによるテーマソングのPVが上映されると、スクリーンに向かって大きな拍手が沸き上がる。この熱気には監督も「ファンがとてもいっぱいで、ガゼットのコンサートに来たような気持ちです」と驚いた様子。ちなみにビョンギ監督、普段は相当な怖がりなようで「『リング』の貞子がTVから出てくるところを見て、TVを1週間見ることができなかったほど」だとか。案の定? と言うべきか「本作の撮影中も怖くて助監督に常にそばにいてもらいました」とか。そんな怖がりの監督がなぜ100万人を恐怖に陥れるホラーを? とも思うが本作について「身近な恐怖と愛を伝えたい」と考えて製作したと語った。
ガゼットの戎さんは、コラボPVについて「車が砂浜にハマって動けなくなった」と撮影中のエピソードを披露。作品については「韓国ホラーも、ジャパニーズホラーに感覚が近い」とその恐怖感を説明してくれた。
ちなみにビョンギ監督の次回作は『DOOR』というタイトルだけ決まっているというが、「いずれ日本の漫画『ホムンクルス』(小学館)を映画化したい」という日本のファンにとっては何ともうれしい監督の希望も語られるなど、活況のうちに舞台挨拶は幕を閉じた。『アパートメント』は池袋シネマサンシャイン、シネマート六本木ほか全国にて公開中。
© IM Pictures.
《シネマカフェ編集部》
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