日本発の最新3Dアニメ『ベクシル −2077日本鎖国−』ロカルノ映画祭で上映決定
今から70年後、ハイテク技術で全てを司り、“鎖国”という道を選んだ未来の日本の変わり果てた姿とは——。『ピンポン』で3Dクリエイターとして不動の地位を手にした曽利文彦監督の最新作『ベクシル −2077日本鎖国−』が8月1日(水)より始まる、第60回ロカルノ国際映画祭のオープニング作品として上映、ワールドプレミアが開催されることが決定した。
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『ベクシル −2077日本鎖国−』は、曽利監督が5年ぶりにメガホンをとったということで、すでに75か国での公開が決まっており、世界中から注目を集める一作。今回、本作が出品されるスイス・ロカルノ国際映画祭は、カンヌと同じく60年の歴史をもつ、世界10大映画祭の一つに数えられ、そのシンボルである、観客収容人数7,000人のヨーロッパ最大の野外スクリーン「Piazza Grande」(ピアッザ・グランデ)で、本作は全世界で初めて披露される。
「Piazza Grande」といえば、近年では『マトリックス』や『X-メン』などのワールドプレミアがここで開催されている。そんな超大作たちに続いて、名誉あるスクリーンでのプレミア上映には曽利監督と、本作の主題歌を担当した歌手のminkが駆けつける予定。日韓英の3か国語を流暢に操り、角川春樹の直々のオファーで映画『蒼き狼 地果て海尽きるまで』の主題歌を手がけたことで一躍注目を浴びた彼女が、今回ロカルノの舞台で、映画の上映に合わせて本作の主題歌「Together again」(avexより8月8日発売)の英語版を初披露する。
そのワールドプレミアに引き続き8月9日(木)には、日本凱旋を果たす本作のジャパンプレミアが開催され、監督と声優キャストの黒木メイサ、谷原章介、松雪泰子が出席する。
科学技術が進化した果てに残される人間の感情を繊細に映し出す『ベクシル −2077日本鎖国−』は8月18日(土)より全国松竹系にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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