麻生久美子、海外初進出のイラン映画『ハーフェズ ペルシャの詩(うた)』公開決定
先日公開された『夕凪の街 桜の国』で被爆体験を心の傷として抱え、生きることに苦悩する女性を繊細に演じきった麻生久美子。そのような難しい役どころに挑戦した彼女の、海外初進出となったイラン映画『ハーフェズ ペルシャの詩(うた)』が2008年の正月、東京都写真美術館ホールにて公開されることが決定した。
最新ニュース
スクープ
-
アン・ハサウェイが自分を見失った歌姫を演じる A24『Mother Mary』予告編
-
麻生久美子「出演の決め手はズバリ、ジャリリさんが好きだから!」新作でイラン人に
-
偽装夫婦の“嘘”のゆくえは? ラブコメ×サスペンスの後味が心地よい「私と結婚してくれますか?」
麻生さんが演じるのはヒロインのナバート。宗教指導者の娘で外国育ちの彼女は、コーランを教えてくれるイラン人の青年・シャムサディンと出会い、恋に落ちていく。自由恋愛が禁じられた社会状況下で、互いの胸のうちを秘密にしておくために多くの努力を費やすナバートとシャムサディンだったが、2人は引き離され…。
監督はイラン映画界の名匠、アボルファズル・ジャリリ。過酷な状況下にある子供たちを“ドキュ・ドラマ”と称される映像スタイルで描くのが特徴で、『ぼくは歩いてゆく』、『ダンス・オブ・ダスト』、『少年と砂漠のカフェ』などの傑作を生み出している。イスラム教の聖典のもとで紡がれた愛の果てに見えるのは——? 『ハーフェズ ペルシャの詩(うた)』は2008年正月、東京都写真美術館ホールにて公開される。
《シネマカフェ編集部》
特集
この記事の写真
/