夏帆、100年前にタイムスリップ!? 切ない“大人の恋”に初挑戦した『東京少女』
もしも恋した相手が別の時代に生きる人だったとしたら——。現代と明治時代、100年の時空を越えてひとつのケータイを通して出会った2人の男女の、絶対に叶うことのない恋の物語『東京少女』。本作の完成披露記者会見が11月7日(水)に行われ、主演の夏帆と佐野和真、小中和哉監督とプロデューサーの丹羽多聞アンドリウが出席した。
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今夏公開の『天然コケッコー』で瑞々しい演技を見せ、『うた魂(たま)♪』など話題作への主演が続く夏帆さん。この日は鮮やかな赤い振り袖姿の登場で、集まったマスコミを魅了した。見えない相手に恋をするという難しい役どころを演じ終えてみて「ケータイを通してのお芝居だったので、難しく不安でしたが、あまり深く考えずに感じた通りに演じることができました」とその感想を語る。夏帆さん扮する未歩は、突然100年前へとタイムスリップするが、もしも昔に戻れるとしたら? という問いには「中学生時代がいいですね。部活に入っていなかったので、体験したかったです」と答えてくれた。
未歩の恋の相手、明治時代に生きる小説家の青年・時次郎役の佐野さんは、劇中の袴姿で登場。「明治時代の人がどんな人なのか分からなかったので、監督と色々話しながら役づくりをしました。今日久しぶりに衣裳を着て、新鮮で懐かしい感じがしました。出来上がった映画を観たときは何だか恥ずかしかったですが、素敵でした」とふり返った。
これまで特撮ものを中心に手掛けてきた小中監督は、「ケータイというツールで(2人の)心がどう繋がるか模索しながら撮りました。久々に恋愛ファンタジー作品が撮れて嬉しいです」と語る。そして「夏帆さんは現場での集中力がすごく、今後の成長が楽しみな女優です。いまフレッシュな2人と映画を撮ることができました」(小中監督)、「夏帆という女優に難役を与え、新たな一面を見出したかった。佐野さんも今まで仕事を重ねてきて、メキメキと頭角を現してきました」(丹羽多聞プロデューサー)と、ともに将来有望な俳優2人に期待を寄せた。
最後に「みなさんには楽しんで観ていただきたいです!」と元気よく呼びかけた夏帆さん。『東京少女』は来年、2月23日(土)より新宿トーアほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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