日本×台湾の豪華スターの共演が決定! 『闘茶』台湾での撮影スタート
台湾を舞台に、幻の茶を巡るトラブルに巻き込まれた京都の老舗茶屋の父娘が、古くから伝わる“闘茶”というお茶の戦いに立ち向かう! 日本と台湾を舞台に、香川照之、戸田恵梨香を主演に迎えた痛快エンターテイメント『闘茶 〜tea fight〜』。2008年の全アジア公開に向けて、香川さん、戸田さん、そして細田よしひこさんの日本キャストがこのたび台湾での撮影をスタート。それに加え、香港の名優エリック・ツァンと、台湾の人気アイドルユニット「F4」のヴィック・チョウという豪華アジアスターの共演が明らかとなった。
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今回、アジアスターたちをまとめ上げるのは、エドワード・ヤン監督の秘蔵っ子であり台湾でいま最も注目を集める新鋭、ワン・イェミン。主人公のダメ親父を演じる香川さんは、「エドワード・ヤン監督の流れを僕はどうしても組んであげたいと思うし、ワン監督には絶対に成功してほしいと思っていますので、頑張っていきます」と彼に信頼と期待を寄せる。エリック、ヴィックと初めて肩を並べて「今後、アジア映画も増えていくかと思いますが、美男美女がいらして、僕は一人全然違う分野で、勝ったなと…(笑)」と語った。
「日本人に囲まれて日本語の中で過ごし、挨拶ばっかりしていてちょっと疲れてしまいました。この映画で好きな人と仕事ができて、大変嬉しく思っております」と語るのは、エリック。『インファナル・アフェア』シリーズ以来、マフィアのボス役がすっかりハマリ役の彼だが、本作では香港で「お茶の神様」を示す“陸”という名で登場する。そんなエリック、「“陸羽”という香港で有名なレストランがあるので、ぜひ香港に行ったときには寄ってみてください。これがきっかけで、レストラン“陸羽”のイメージキャラクターになれたらいいなと思っております」とおどけてみせた。
ドラマ「流星花園」で大ブレイクし、日本にも熱狂的なファンをもつヴィックは、「『闘茶』はテンポが早くて内容満載ですが、人間性が一番描かれていると思います。変わった題材ですが、お客さんに伝えたいのは“人間は本来みな、善い人である”ということです」と作品について語る。そんなヴィックに、無謀にも(?)F4へのメンバー入りを申し出たという細田さんは「(役名が月彦なので)F4 feat MOONになると思ってたんですけど…。3分の1を撮影、3分の2は台湾ライフを満喫しようと思ってます!」と元気よく意気込みを見せた。
そして本作で海外作品への初出演を果たした戸田さんは、先に終えた京都での撮影をふり返りながら「現場の仲間の気持ちが一つになっている気がして、熱く、楽しく芝居ができています。これからエリックさんやヴィックさんが加わって、ますますパワーアップしていくと思います」と自信をのぞかせる。「人生を見つめ直すというテーマとともに、香川さんと私の親子愛が描かれています。いままでにない映画で楽しんでいただけると思うので、ぜひみなさん観てください!!」と笑顔でアピールしてくれた。かつてないテーマを引っ下げて、どんな作品が完成するのか? 『闘茶 〜tea fight〜』は2008年、全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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