「CSI：マイアミ」ホレイショ捜査官、ファッションモデルの殺人鬼・叶姉妹を逮捕？

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2007.12.20 Thu 11:20

最新の科学捜査を用いて、わずかに残された手がかりから犯人を追い詰めていく捜査官たちの活躍を描き、全米で高い人気を誇るTVドラマシリーズ「CSI：」。犯罪多発都市・マイアミを舞台に激しいアクションが繰り広げられ、シリーズの中でもひときわ高い人気を誇るのが「CSI：マイアミ」。本作でマイアミCSI主任のホレイショ・ケイン捜査官を熱演しているデヴィッド・カルーソが来日し、12月18日(火)、記者会見が開かれた。

デヴィッドは開口一番「コンニチハ！」と日本語で挨拶。日本の印象について「今回が初めての来日なのですが、リラックスした気持ちでここにいることができます。みなさん、温かく迎えてくださいますし、また日本のみなさんの物事に対する誠実さは、僕自身の仕事に対しての姿勢と重なる部分もあり、敬愛の気持ちを感じています」と語ってくれた。本作の魅力について「まず、マイアミという街は特別な場所です。人を惹きつける磁力を持ったこの街の素晴らしさを伝えたい、という気持ちでこのシリーズに参加してきました。また、本作では捜査の部分だけでなく個々の捜査官の人間ドラマについても深く掘り下げて描いています。そうした部分もこの作品の大きな魅力だと思います」と語った。会場には本作の日本語吹き替え版でホレイショを担当した石塚運昇も訪れたが、吹き替え版の声について感想を求めると「（製作総指揮の）ジェリー・ブラッカイマーには聞かせないでほしいですね、僕の声よりずっと素晴らしいんで」と笑顔で答えた。

今回は娘のグレタさんとともに来日したデヴィッド。会場で見守るグレタさんにちらりと目をやり「ホレイショは勇敢で冷静沈着でまさにロールモデルと言える存在だけど、普段の僕は彼とは似ても似つかないですよ（苦笑）」とも。壇上に上がったグレタさんはデヴィッドに「お父さん、このシリーズはいつまで続ける気？」と質問。これに対しデヴィッドは「この作品はアメリカ人の視聴者だけでなく、いまでは日本も含めて海外の方々も見てるから、いつか日本を舞台にしたエピソードもぜひやりたいね」とまだまだやる気十分の様子。日本のファンにとっては嬉しい限りだがグレタさんはちょっぴりあきれ顔？

この日は、ゲストとして「CSI：マイアミ」の大ファンだという叶恭子、叶美香の姉妹が訪れ、デヴィッドに花束を贈呈した。恭子さんは本作、そしてホレイショ捜査官について「私は科学的なことに興味があるので毎回勉強になります。ホレイショのキメぜりふもいつもかっこいいですよね。日本で言うところの『水戸黄門』的な魅力がありますね」と意外な（？）表現で魅力を語ってくれた。美香さんはデヴィッドに対面した感想を「以前の作品から拝見しておりますが、温かくて思ってた通りの方でした」と笑顔で語った。2人に囲まれて鬼捜査官・ホレイショもメロメロ。2人にドラマに出演してもらっては？　という司会者からの質問に頷き「ファッションモデルで殺人者、なんて設定はどうかな？」と提案したがこんな調子で2人を逮捕できるのか…？　最後にデヴィッドは日本のファンに向けて「日本は本当に大切な国です。ぜひまたここに帰ってきたいと思いますので、これからもサポートをよろしくお願いします。アリガトウ！」とメッセージを贈ってくれた。

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