最新作を引っさげイ・ドンゴン、急遽来日 「絶対こんな夫にはなりたくない(笑)」
社会的に成功しながらも愛の冷めきった若きセレブ・カップルと、結婚3年目にしてかつての情熱を失ってしまった一組の夫婦。運命のいたずらによって4人の男女の愛が交錯する…。スキャンダラスな内容で本国・韓国では動員100万人を記録した『今、愛する人と暮らしていますか?』が5月25日(日)に公開された。本作を引っさげ、日本にも多くの女性ファンを持つ、主演のイ・ドンゴンが急遽来日、初日舞台挨拶が行われた。
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TVドラマ「パリの恋人」や「ガラスの華」、『B型の彼氏』で女性の心を虜にしてきたイ・ドンゴン。本作では、クールで無愛想な若き社長・ヨンジュンを演じているが、この出演の決め手となったのは「大人の俳優として第一歩を踏み出せること。普段から尊敬している役者さんたちと共演できること。そして、愛を正直に描いていること」だと言う。共演のハン・チェヨン扮する妻・ソヨとの関係については「ほとんど会話がなくて、自分勝手で…もし僕が結婚したら、絶対こんな夫にはなりたくないと思います(笑)」とはにかんだ。「結婚をすると、その愛は完成してしまったと錯覚しがちになりますが、愛には常に努力が必要だと思います。みなさんも結婚してダメだったから次の人を探すではなく、いまの愛を着実に努力をして実らせていってください」と既婚者が多そうな(?)会場に向けて呼びかけた。
韓国で話題を呼んだ、オム・ジョンファとの濃厚なラブシーンについては、「元々、釜山で一度撮影をしたのですが、ちょっと気に入らなかったので、もう一度ソウルで撮影をしました。そのくらい情熱的にオム・ジョンファさんといろいろ話し合って頑張りました」とふり返った。だが、このシーンに対して観客から盛大な拍手が送られると、反応に困った様子を見せる一幕も。
そんなイ・ドンゴンは、演技だけでなく、デビュー10周年にして3月に日本で歌手デビューも果たしたばかり。本作のエンディング曲を含むデビュー・アルバム「My Biography」(ソニー・ミュージック・ジャパン・インターナショナルより6月25日発売/通常盤:3,500円<税込>)がリリースされるほか、8月には初のコンサートが予定されている。「昔からずっと抱いていた夢を実現できて嬉しく思っています。そして、その過程で協力してくださったスタッフのみなさんには本当に感謝しています。僕の好きなアコースティックな音楽や、日本の曲をカバーした楽曲がたくさん収録されているので、ぜひそれを聴いていただければと思います」とアピールしたイ・ドンゴン。最後まで丁寧に観客に手を振りながら、「ずっと長い間準備してきたものを、いまここでみなさんにお見せできることを大変嬉しく思っています。今後も努力して、いい作品をお見せできるようにしたいと思ってますので、みなさん、よろしくお願いします」とメッセージを贈り、熱気あふれる会場を後にした。
『今、愛する人と暮らしていますか?』は6月6日(金)まで、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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