堺雅人が南極で豪華絢爛料理をふるう！　『南極料理人』製作決定

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2008.12.26 Fri 21:00

標高3,800メートル、氷点下57度の南極に料理人として派遣され、そこで研究に励む南極越冬隊員たちの心温まる人間模様を描いた西村淳の南極越冬日記「面白南極料理人」と、その続編「面白南極料理人　笑う食卓」の映画化が決定！　主演に人気急上昇中の実力派俳優、堺雅人を迎え、来年1月下旬からクランクインすることが発表された。

本作は、ペンギンもいなければウィルスさえ存在しない、地の果てにある南極ドームふじ基地を舞台に、8人の男たちによって繰り広げられる、実話を基にしたドラマ。堺さん扮する西村は、料理人として隊員たちを支えるべく、この地に単身赴任し、フォアグラ、伊勢エビ、松坂牛など、とても南極では手に入らない高級食材を使って料理に腕をふるう。今年は大河ドラマ「篤姫」に『クライマーズ・ハイ』、『ジャージの二人』など数多くのドラマ、映画に出演し大活躍を見せたが、来年も『ジェネラル・ルージュの凱旋』への主演や、1月からの連続ドラマ「トライアングル」（フジテレビ）への出演など、待機作が目白押しの堺さん。メガホンを取った沖田修一監督は、今回の抜擢理由を「南極にいなさそうで、いたらおもしろい人。オロオロしながらも、立派に観測隊の“母”になっていくさまを、堺さんで観たいと思いました」と語っている。

また、本作で実際に料理の腕を披露する堺さんは、「極地での研究という特殊な環境の中で料理担当は、みんなの“生活”を守る仕事なのかなと思っています。今回のメニューは、本格的なコースものから家庭的な料理までどれもおいしそうなものばかりです。みなさんにしっかり皮下脂肪を蓄えてもらえるようにがんばりたいと思います。僕も太るだろうな…」とコメント。

その腕のほどはいかに？　『南極料理人』は、来年1月下旬よりクランクインし、北海道ロケを敢行。同8月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。

《シネマカフェ編集部》