持田香織が熱唱も、だんだん足が開いてしまう? “女子力”の低さに苦笑
かつて自分が“女の子”だった頃のかけがえのない女友達との友情を糧に、絶不調に陥った漫画家が生きる勇気を取り戻していく姿をノスタルジックに描いた感動作『女の子ものがたり』。8月29日(土)の公開を前に8月17日(月)、女性限定で本作の特別試写会が開催され、主題歌「タオ」を歌う持田香織とおおはた雄一によるライヴが上映前に行われた。
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持田さんとおおはたさん、原田郁子さんによって生み出された「タオ」という一風変わった題名の主題歌。持田さん曰く「人の生きる道のりを表現する中国の言葉からつけた」とのこと。おおはたさんのギターに合わせて持田さんが優しく歌い上げ、会場中を魅了した。
作曲を手がけたおおはたさんは「自分の音楽は少し沈んだ音色という印象があるんですが、今回はキラキラした感じを意識して作りました」とコメント。歌詞には「泣く」という表現がたびたび登場するが、持田さんはこれについては「泣くことですっきりすることってたくさんありますよね。泣くことって悲しい印象を持たれるかもしれませんが、生きていくうえで必要なこと。映画にも、涙のシーンがたくさん出てきますが、それをきれいに表現できればと思いました」と語った。
また、映画について持田さんは「“青春”という響きは男の子のもののような気がして、自分自身をふり返っても『青春てどういうものだっけ?』と思ってたんですが、この映画を観て、女の子にもそういうものがあったんだ! と感じました」と共感を口にした。
続いて、会場に集まった300人もの女性客からの質問に持田さんが回答。自身の“女子力”についての質問には「女子力…ですか? うーん」と悩みつつ「私は下町気質で結構熱くなりやすい方なので…。傍から見てて素敵だと思えるのは姿勢がいい女性ですね。私は、歌ってると足がどんどん開いていってしまいます(笑)」と苦笑気味に語った。さらに「もし、一日だけ異性になれるとしたら何がしたいか?」という質問には「小学生の頃、男の子たちのグループがすごく楽しそうに見えました。女の子とちょっと違ってて、混ざりたいという気持ちはありました。いまでも仕事でも、男の子たちのノリってありますよね」と“男子”グループ入りの願望を明かした。
一方のおおはたさんは「僕は姉と妹に挟まれて育ったということもあって、特に願望はないですね…」と思案顔。「スカートをはいてみたいという願望は?」という司会者からの問いに「その気になったら、いまでもはけますよ(笑)!」と答えて会場は笑いに包まれた。
その後の報道陣向けの写真撮影では、映画の中で幸運を呼び込む存在として描かれているウサギが登場。世界最大級(約7キロ!)のフレミッシュ・ジャイアントという大きなウサギと小さな手のひらに乗るようなかわいらしいウサギを抱えて、2人は観客と共に笑顔で撮影に臨んだ。
『女の子ものがたり』は8月29日(土)よりシネクイントほか全国にて公開。
「シネマカフェSweet」
http://www.cinemacafe.net/sweet/onnanoko/
《シネマカフェ編集部》
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