AKIRA、男泣きを告白 映画初主演作で「バケツ一杯分くらい泣いた」
各国の映画祭で喝采を浴びる鬼才・園子温監督が亡き父に捧げる一作として、父と息子の絆を描いた感動作『ちゃんと伝える』。8月22日(土)の公開を目前に控えた19日(水)、本作の完成披露試写会が開催され、上映前に園監督はじめ、映画初主演を果たしたAKIRA(EXILE)、共演の高橋恵子、奥田瑛二が登壇し、舞台挨拶を行った。
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監督とキャスト一同が舞台に登場するや、会場を埋め尽くすAKIRAファンの女性たちから割れんばかりの歓声! この熱狂に奥田さんは「AKIRAの父です。君たち、うるさい」と早速、説教調で挨拶。本作で、病に倒れた父親よりも短い余命を宣告される主人公・史郎を演じたAKIRAさん。本読みの段階で「すごく温かい話で、バケツ一杯分くらい泣いた」と明かし、役作りのために髪を切り髭も剃ったことについては「ビジュアル面のことを良く言われるんですが、そんなことはどうってことなかった」と固い決意を感じさせた。
そんなAKIRAさんについて、両親役の高橋さんと奥田さんからは絶賛の言葉が口をついて出る。高橋さんが「本読みのときからすごく素直に“息子”という存在感だった」と語れば、奥田さんは「普通の俳優はたくさんいる。でもAKIRAは“ちゃんとした映画俳優”になれる男」と太鼓判を押した。さらに園監督からも「AKIRAという新しい映画俳優の誕生をみなさんで見守ってください」と一押しされると、AKIRAさんは感激の笑顔を浮かべた。
最後に映画に因んで、登壇者全員が「映画を通して“ちゃんと伝えたいこと”」を披露、園監督直筆の書き初めによって、それぞれの本作への思いが伝えられた。「優しい心」と披露したAKIRAさんは「この作品を観た人に何かしらの映画のメッセージが伝わると嬉しいです」とメッセージを残し、盛大な拍手が贈られた。
『ちゃんと伝える』は8月22日(土)よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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