【シネマモード】アカデミー賞開催直前 セレブファッション大胆予測!
今回は、直前に迫ったアカデミー賞を待ちきれない思いで、大胆に予測してみることにしました。と言っても、予測するのは賞のゆくえではなく、女優たちのファッション。とはいえ、「なーんだ」と侮ることは出来ません。受賞は逃しても、各ファッション誌、エンタメ関連誌が、授賞式後にこぞって行うファッションレビューページで、ベストドレッサー=女王として君臨することは可能です。誰だって、「スクリーンで観るよりリアルの方が美しい」と思われたいはず。酷評されるなんてもってのほか。今頃、かなり躍起になっているのではないでしょうか。
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今回は、直前に迫ったアカデミー賞を待ちきれない思いで、大胆に予測してみることにしました。と言っても、予測するのは賞のゆくえではなく、女優たちのファッション。とはいえ、「なーんだ」と侮ることは出来ません。受賞は逃しても、各ファッション誌、エンタメ関連誌が、授賞式後にこぞって行うファッションレビューページで、ベストドレッサー=女王として君臨することは可能です。誰だって、「スクリーンで観るよりリアルの方が美しい」と思われたいはず。酷評されるなんてもってのほか。今頃、かなり躍起になっているのではないでしょうか。
本レースに関しては、既に行ってしまった演技への評価ですからいまから努力することは不可能ですが、授賞式当日にどれほど多くの人々を魅了できるかはこれからの努力にかかっています。きっと、前回のコラムでご紹介した根来先生のいるハーバードに駆け込む人も多いのではないでしょうか。
さて、熾烈にして華麗な闘いがすでに始まっている“もうひとつのアカデミー賞レース”。今年は誰がどのように輝き、どのように酷評(!)されてしまうのでしょうか。
個人的に注目しているのは、『NINE ナイン』で助演女優賞にノミネートされたペネロペ・クルス。いつも、フォーマルな席ではエレガントで、ヨーロッパ女性らしい正統派スタイル。スクリーンとはひと味違った女ヂカラを漂わせていますが、先に開催されたゴールデン・グローブ賞授賞式では、珍しくヘアを下ろし、自慢の小麦色の肌が映えるアルマーニのブラック・ドレス姿。キメすぎずリラクシング、でもとびきりゴージャスというムードが、多くの出席者の中でも彼女をひときわ目立たせる結果となりました。髪をアップにしていた例年よりもぐんとグラマラスで、かなりファムファタールっぽいテイストだったのは、ノミネートされた役柄(=とびぬけてセクシーな誘惑者)のイメージに合わせたから? アカデミー賞でも、その方向性でナチュラルな色香をむんむんに漂わせる気配ありです。
また、作品、演技ともにすこぶる評判の高い『17歳の肖像』のキャリー・マリガン(主演女優賞ノミネート)は、オードリー・ヘプバーンの再来と言われている若手の注目株。これまで、24歳という年齢に合った初々しい肩出しドレスを手堅く選んでいる彼女。アカデミー賞では、ショートヘア&コケティッシュな雰囲気を生かし、さらにはオードリーの再来という評判を意識して、ヘプバーン風のファッションで決めてくるのではというのが私の予想。『ローマの休日』のアン王女風か、もしくは『麗しのサブリナ』でサブリナが着ていたジバンシィの白いカクテルドレス風か。どんなドレスを選んでくるか楽しみです。
このほか、プライベートのファッションにも定評のあるマギー・ギレンホール(『Crazy Heart』助演女優賞ノミネート)も、業界人から一目置かれるそのセンスをどこまで発揮するかが見もの。
誰がどんなドレスを着るにしろ、こちらの楽しみのためにも、あまり無難にまとめてほしくはないものですね。決戦の日は、3月7日(現地時間)です。
© AP/AFLO
© A.M.P.A.S.
特集:2010アカデミー賞
http://www.cinemacafe.net/special/oscar2010/
本レースに関しては、既に行ってしまった演技への評価ですからいまから努力することは不可能ですが、授賞式当日にどれほど多くの人々を魅了できるかはこれからの努力にかかっています。きっと、前回のコラムでご紹介した根来先生のいるハーバードに駆け込む人も多いのではないでしょうか。
さて、熾烈にして華麗な闘いがすでに始まっている“もうひとつのアカデミー賞レース”。今年は誰がどのように輝き、どのように酷評(!)されてしまうのでしょうか。
個人的に注目しているのは、『NINE ナイン』で助演女優賞にノミネートされたペネロペ・クルス。いつも、フォーマルな席ではエレガントで、ヨーロッパ女性らしい正統派スタイル。スクリーンとはひと味違った女ヂカラを漂わせていますが、先に開催されたゴールデン・グローブ賞授賞式では、珍しくヘアを下ろし、自慢の小麦色の肌が映えるアルマーニのブラック・ドレス姿。キメすぎずリラクシング、でもとびきりゴージャスというムードが、多くの出席者の中でも彼女をひときわ目立たせる結果となりました。髪をアップにしていた例年よりもぐんとグラマラスで、かなりファムファタールっぽいテイストだったのは、ノミネートされた役柄(=とびぬけてセクシーな誘惑者)のイメージに合わせたから? アカデミー賞でも、その方向性でナチュラルな色香をむんむんに漂わせる気配ありです。
また、作品、演技ともにすこぶる評判の高い『17歳の肖像』のキャリー・マリガン(主演女優賞ノミネート)は、オードリー・ヘプバーンの再来と言われている若手の注目株。これまで、24歳という年齢に合った初々しい肩出しドレスを手堅く選んでいる彼女。アカデミー賞では、ショートヘア&コケティッシュな雰囲気を生かし、さらにはオードリーの再来という評判を意識して、ヘプバーン風のファッションで決めてくるのではというのが私の予想。『ローマの休日』のアン王女風か、もしくは『麗しのサブリナ』でサブリナが着ていたジバンシィの白いカクテルドレス風か。どんなドレスを選んでくるか楽しみです。
このほか、プライベートのファッションにも定評のあるマギー・ギレンホール(『Crazy Heart』助演女優賞ノミネート)も、業界人から一目置かれるそのセンスをどこまで発揮するかが見もの。
誰がどんなドレスを着るにしろ、こちらの楽しみのためにも、あまり無難にまとめてほしくはないものですね。決戦の日は、3月7日(現地時間)です。
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