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S・ペン、『ツリー・オブ・ライフ』で「どう演じるべきだったか、いまも考えている」

ショーン・ペンが20日付のフランスの新聞「Le Figaro」紙のインタビューで出演作『ツリー・オブ・ライフ』(テレンス・マリック監督)で演じた役柄について「どうすべきだったか、いまも考えている」と語った。

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『ツリー・オブ・ライフ』の役柄について胸の内を語ったショーン・ペン -(C) AP/AFLO
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ショーン・ペンが20日付のフランスの新聞「Le Figaro」紙のインタビューで出演作『ツリー・オブ・ライフ』(テレンス・マリック監督)で演じた役柄について「どうすべきだったか、いまも考えている」と語った。

ペンが演じたのは、ブラッド・ピット扮する厳格な父親のもとで育った少年時代をふり返る中年男性。ほとんどのシーンは記憶をたどってひとり歩いてる。「脚本はこれまで読んだなかで最高に素晴らしいものだった。作品の美しさやインパクトを損なわない程度に、もっとはっきりとした分かりやすいストーリーがあればよかったんじゃないかと僕は思う」。

「正直言って、自分が(スクリーン上で)何をしているのか、自分がどうすれば良かったのか、いまも考えている状態だ。何よりテリー(・マリック)自身、はっきりと僕に説明することができずにいたからね」と完成作についての感想を率直に話すペンだが、マリック監督については、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『21グラム』)、ニック・カサヴェテス(『シーズ・ソー・ラヴリー』)、クリント・イーストウッド(『ミスティック・リバー』)と並んで「真の芸術家。僕が本当に世話になった人たちだ」と信頼を寄せる。

そして『ツリー・オブ・ライフ』について改めて、「先入観を持たずにひとりで観ることをお薦めする。感情的、あるいスピリチュアルな点で映画と個人的なつながりを見つけられれば、感動して映画館を後にできると思う」と語った。



© AP/AFLO

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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