【TIFFレポート】山田孝之、司会者に「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問
昨日開幕した第24回東京国際映画祭にて、10月23日(日)、特別招待作品『指輪をはめたい』が上映され、主演の山田孝之と岩田ユキ監督による舞台挨拶が行われた。
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昨日開幕した第24回東京国際映画祭にて、10月23日(日)、特別招待作品『指輪をはめたい』が上映され、主演の山田孝之と岩田ユキ監督による舞台挨拶が行われた。
頭を打ち記憶をなくしてしまった主人公・輝彦(山田さん)の前に現れた全くタイプの異なる3人の女性たち。果たして、自分は誰を愛していたのか? 独身男子のなくした記憶をたどる一風変わった恋愛遍路が描かれる。
公開前の一般客への作品のお披露目はこれが初めて。山田さんは、満員の客席を見渡し「僕がこの映画の脚本を読んでおもしろいと思ったように、この映画を世の男性に呈示していきたいと思っていたので、今日も意外に男性が多くて嬉しいです」と喜びを語った。
映画では女性たちに翻弄されぱなしの山田さんだが、司会者が「本当の恋愛って何だろうと考えさせられる映画ですよね」と振ると、山田さんは「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問で切り返し、会場の笑いを誘った。
昨日のグリーンカーペットでも仲良く一緒に歩いた岩田監督との間にはゆるやかな空気が流れるが、撮影現場では「2人ともたどたどしい者同士なので、ジワーッとした感じでしたね」と明かす監督。山田さんも「岩田監督のこの雰囲気に呑みこまれて、スケジュールはハードでしたが、ふわっと輝彦になることができました。元々天然ボケっぽく物事を深く考えない役なので、気合を入れずボケーッとしてました。睡眠時間も短かったので、自然にボケーッとなってました」と語り、岩田監督の現場の居心地の良さを語った。
最後に、岩田監督は映画について「この作品の主人公はモテる男で、3股をクールにしている男なので、(原作から)映画をつくる上で彼に共感しないといけなかったですが、私が思う映画とは一人ぼっちの人のためにあるもの。冴えない人が共感できるものを作りたい、という思いは最後までブレませんでした」と語り、胸を張って自信作を送り出した。
第24回東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催中。
『指輪をはめたい』は11月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。
特集「東京国際映画祭のススメ2011」
http://blog.cinemacafe.net/special/111020/
頭を打ち記憶をなくしてしまった主人公・輝彦(山田さん)の前に現れた全くタイプの異なる3人の女性たち。果たして、自分は誰を愛していたのか? 独身男子のなくした記憶をたどる一風変わった恋愛遍路が描かれる。
公開前の一般客への作品のお披露目はこれが初めて。山田さんは、満員の客席を見渡し「僕がこの映画の脚本を読んでおもしろいと思ったように、この映画を世の男性に呈示していきたいと思っていたので、今日も意外に男性が多くて嬉しいです」と喜びを語った。
映画では女性たちに翻弄されぱなしの山田さんだが、司会者が「本当の恋愛って何だろうと考えさせられる映画ですよね」と振ると、山田さんは「本当の恋愛って何ですか?」と逆質問で切り返し、会場の笑いを誘った。
昨日のグリーンカーペットでも仲良く一緒に歩いた岩田監督との間にはゆるやかな空気が流れるが、撮影現場では「2人ともたどたどしい者同士なので、ジワーッとした感じでしたね」と明かす監督。山田さんも「岩田監督のこの雰囲気に呑みこまれて、スケジュールはハードでしたが、ふわっと輝彦になることができました。元々天然ボケっぽく物事を深く考えない役なので、気合を入れずボケーッとしてました。睡眠時間も短かったので、自然にボケーッとなってました」と語り、岩田監督の現場の居心地の良さを語った。
最後に、岩田監督は映画について「この作品の主人公はモテる男で、3股をクールにしている男なので、(原作から)映画をつくる上で彼に共感しないといけなかったですが、私が思う映画とは一人ぼっちの人のためにあるもの。冴えない人が共感できるものを作りたい、という思いは最後までブレませんでした」と語り、胸を張って自信作を送り出した。
第24回東京国際映画祭は10月30日(日)まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催中。
『指輪をはめたい』は11月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。
特集「東京国際映画祭のススメ2011」
http://blog.cinemacafe.net/special/111020/
《シネマカフェ編集部》
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