女子は「安定感」、男子は「隙」? 『僕等がいた』を題材にモテの秘訣を伝授!
累計1,200万部を突破し、10年にわたり愛されてきた人気恋愛コミックを実写映画化した『僕等がいた』の公開を記念して、シネマカフェの女性読者を集めて試写会を開催。上映後には、恋愛科学研究所所長の荒牧佳代が登壇し、女性読者たちに向けて恋愛講座を行った。
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本作を鑑賞して「中学時代に戻ったような気持ちになりました」と語る荒牧さん。劇中の恋愛模様には、女性の心をときめかせる要素がふんだんに盛り込まれているが、中でも人気男子の矢野(生田斗真)と真面目男子・竹内(高岡蒼佑)から好意を寄せられる七美(吉高由里子)との三角関係は胸キュンもの。女性にとっては羨ましい状況だが、七美の“モテ”の秘訣について荒牧さんは「自分の魅力をよく知っていて、信じている。自分の心に正直なところが好かれる要素であるし、その安定感や安心感が自分を正してくれるような印象を与えているので、そこに不安定な矢野も惹かれるのでは」と分析した。
一方、クラスの女子の3分の2を虜にするモテ男・矢野についてはずばり、「母性本能をくすぐられる」タイプと診断。「女性は誰でもかわいいものを見てかわいいと思う母性本能を持っているので、どこか心が不安定で、かっこいいのに満たされていない矢野に惹かれるのでしょう。女性はその生活に入り込んで刷り込みたいので、そういう居場所を作る“隙”があるんですよね」と“ほっとけない男子”がモテるワケをレクチャー。
本作では高校生から社会人にかけて、矢野と七美の6年にも及ぶラブストーリーが2部作で描かれるが、北海道と東京で離れてもなお純愛を貫き通す2人の姿は、切なくも尊い。「女性は、恋人と離れてて寂しくはなるけど、男性を好きでいられる自分や離れても好きな男性を見つけられた自分が好き。七美のように、矢野を好きな自分を信じられる精神力の強さが女性にはあるんです」。さらに「女性の恋愛感情は男性の8倍以上」という荒牧さんは、女性にとって恋愛することの魅力を改めて説明。たとえ「恋することを忘れてしまった…」という女性にとっても、本作を観ると「自分たちの忘れかけていたストレートな感情を呼び起こされるはず」とオススメした。
『僕等がいた 前篇』は3月17日(土)より全国にて公開。『僕等がいた 後篇』は4月21日(土)より公開。
《シネマカフェ編集部》
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