あまりの過激さに賛否両論の嵐!『少年は残酷な弓を射る』原作本が日本上陸
オスカー女優ティルダ・スウィントン主演で贈る衝撃作で、昨年度ロンドン映画祭にて見事グランプリを受賞したエモーショナル・サスペンス『少年は残酷な弓を射る』。その過激すぎる内容から世界各国で話題となった原作本が、このたび日本で発売されることが決定した。
最新ニュース
スクープ
-
『トンイ』女優ハン・ヒョジュ、ミラノで自由を満喫!飾り気のない姿に“ほっこり”【PHOTO】
-
“残酷な少年”再び… 美しき新星エズラ・ミラー、またもスーパー問題児を演じる!?
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

母親に対して異常なまでの悪意と執着心を抱く息子と、そんな我が子に戸惑いながらも愛情と恐怖との間で葛藤する母親の親子の関係を緊張感たっぷりに描いたミステリー。「何故、そこまで…?」という疑問を抱いた瞬間に、観る者はさらなる恐怖に襲われる。
既に劇場公開されている各国では、成長と共に息子・ケヴィンの中で膨れ上がる母親への憎悪、その怖ろしき“報復”のかたちが多大な衝撃をもたらしている。そして、その原作本「We Need To Talk About Kevin」の評価は、まさに賛否両論。400ページにも及ぶ長編小説で、著者ライオネル・シュライバーは本作で英国女性作家文学賞の最高峰であるオレンジ賞に輝き、英米ではベストセラーとなった一方で、「我が子にここまで愛情を感じられない母親なんているわけがない!」と過激な内容に対して激しい反応も…。海外評を耳にした日本の出版社は当初、当然ながら国内での発売に及び腰で出版は難航を極めた。だが、本作のもつ“母になることへの怖れ”や“生まれてくる子を愛せないかもしれないという不安”という、多くの女性が感じていながら決して口に出すことのなかった真実に共感した女性編集者が出版を決意し、今回の発売に至ることとなった。
原作ストーリーがもたらす衝撃に加えて、この物語の中心となる母子役として抜擢された2人の演技も強烈! 『ナルニア国物語』シリーズや『ミラノ、愛に生きる』などで厳しくも美しい、“甘くない”女性を演じてきたティルダが息子の扱いに葛藤する母親を、“魔性”と表現するに足るその危なげな美しさで話題となっている新星エズラ・ミラーが息子のケヴィンを怪演。ティルダは51歳とは思えない美貌も凛としたオーラも何もかもの一切を、エズラ扮する息子の悪意によってことごとく奪われていく…。原作のもつ過激さを一層加速させるキャスティングにも注目の本作。まずは「心の準備を…」と考える方は、原作をチェックすることをオススメしたい。
『少年は残酷な弓を射る』は6月30日(土)よりTOHOシネマズ シャンテにて公開。
「少年は残酷な弓を射る」
価格:1,700円(上巻・下巻ともに)
出版元:イーストプレス
発売日:6月15日(金)
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
-
“残酷な少年”再び… 美しき新星エズラ・ミラー、またもスーパー問題児を演じる!?
最新ニュース -
T・スウィントン「まるでシンデレラ」 ファッションを題材にしたSF短編映画に出演!
最新ニュース -
“危険すぎる”息子役で注目の新星、エズラ・ミラー 素顔は「とっても正直な息子」?
最新ニュース -
危険すぎる美しさに「ハンパない!」 『少年は残酷な弓を射る』のカレに中毒者続出!
最新ニュース -
「最注目の次代スター」に選ばれたシャイリーン&エズラを先輩ショーン・ペンが祝福!
最新ニュース -
【ハリウッドより愛をこめて】“笑い”でオスカー助演俳優部門を席巻する、注目の2人
最新ニュース -
いよいよ決戦!アカデミー賞候補発表 『ヒューゴ』VS『アーティスト』の一騎打ち?
最新ニュース
この記事の写真
/