【カンヌレポート】デル・トロ、監督作を引っさげ終始ご機嫌な様子で披露
23日夜(現地時間)、カンヌ映画祭「ある視点」部門で、7人の監督によるハバナを舞台にしたオムニバス映画『7 DIAS EN LA HABANA』(原題)が上映され、ベニチオ・デル・トロ、エリア・スレイマン、ギャスパー・ノエ、エミール・クストリッツァらが舞台挨拶を行った。
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監督のひとりとして登壇したデル・トロは「ここに立つことができて、本当に光栄です。楽しんで観てもらえれば」と挨拶は短かったが、終始ニコニコでご機嫌な様子だった。デル・トロは、ニューヨークからハバナの映画学校にやってきた若者(ジョシュ・ハッチャーソン)が酒を飲みすぎてハメを外すという、まるで本人を彷彿させるようなユーモアたっぷりのエピソードの作品を監督している。
また、エミール・クストリッツァは今回演出ではなく、本人役で出演している。「今日は舞台に上がる予定じゃなかったんだけど、いつもティエリー・フレモー(映画祭ディレクター)に、舞台に上げられちゃうんだよ。ハバナでの撮影はとても面白い経験だった」と語った。
客席には、同部門の審査委員長のティム・ロスの姿もあり、7人の監督の個性あふれるエピソードを楽しんでいる様子だった。
第65回カンヌ国際映画祭は、5月27日(現地時間)まで開催。
特集:第65回カンヌ国際映画祭
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