『臨場 劇場版』を10倍楽しむ方法 警察監修を務めた元検視官が語る「男の仕事」
「半落ち」、「クライマーズ・ハイ」などで知られる横山秀夫のミステリー小説を原作にもつ人気刑事ドラマ「臨場」を映画化した『臨場 劇場版』が間もなく公開となる。鋭い眼力と執念で事件の真相に迫る敏腕検視官・倉石義男の職人技が観る者を魅了する本作。この警察監修には、数多くの捜査に携わってきた元検視官である倉科孝靖が参画している。これを知っていれば、映画がもっと楽しくなる? 「男の仕事」について明かす彼の言葉をご紹介。
最新ニュース
スクープ
-
『おつかれさま』大ブームの中で甦ってきたIU&名監督の「7年前の名作」
-
内野聖陽、「やれるだけのことやった」と『臨場 劇場版』公開に感慨
-
『アマチュア』公開&来日記念! ラミ・マレックを好きになる7つのこと

鑑識課の現場主任、検視官を経て捜査一課管理官となり、トリカブト事件など凶悪事件を扱う特別捜査本部で数多く臨場した経験をもつ倉科さんは、検視官という仕事について「人が亡くなるときにはいわゆる原因、死因という色々な理由があります。それが果たして事件になるのかならないか、ということを判断する仕事」と説明する。そこで気になるのが、検視のプロである倉科さんの目に、『臨場 劇場版』がどのように映ったのかということ。
「本作にはドラマを通じて、男の仕事の厳しさが『俺のとは違うなあ』という短い台詞の中に凝縮されていると思っています。倉石(内野聖陽)が留美(松下由樹)に対して『ちょっと替われ』と言うシーンがありますが、『替われ』という一言の中に後輩に対する思いやりと教えが表れているし、倉石がズボンのシミを見て『このシミ気に入らない』というのは現場を良く見ろよという後輩育成の温かさや優しさがあると思っています」。日々、死者や事件と向き合わなければならない過酷な任務をこなしてきた倉科さんだからこそ、たとえ短い言葉でも、そこに内包される倉石の気持ちを読み解くことができるのだろう。
そんな倉科さんが映画監修に関わる上でこだわったこととは? 「今回のドラマでは冒頭に4人の死体が登場します。そのとき『手袋はどこで変えるか?』という話になるわけですが、『一体毎に変えて下さい』という見えない箇所での細かい配慮はありました。あとは、とにかく『死者に対する礼を失しないようにしましょう』という部分です。むやみやたらと仏様をまたがない、どうしても部屋の作りからして仏様をまたがなければならないときには一言お断りしてからにしましょうと。ということで、この劇中では『ごめんよ』という一言があるわけです」。
見えない部分にまで、実際の現場から反映されたこだわりが徹底されていたことがうかがえる。検視官としての“精神性”にも倉科さんの監修が及んだという本作。そのリアルな“臨場”に注意深く目を凝らしてみると、本作がもっと楽しめるはず? 映画公式サイトには、倉科さんのインタビュー詳細が掲載されているので、気になる方はこちらもチェック。
『臨場 劇場版』は6月30日(土)より全国にて公開。
『臨場 劇場版』公式サイト
http://www.rinjo-movie.jp/
《シネマカフェ編集部》
コメント欄を非表示
韓国料理店のホールスタッフ/店長候補/昇給あり/交通費支給/まかない・食事補助あり
韓豚屋 有楽町店
- 東京都
- 月給28万円~45万円
- 正社員
事務スタッフ・HP運営/VTuber・エンタメ好き必見 服装髪型自由 ネイルもOK
ベネリックデジタルエンターテインメント株式会社
- 東京都
- 時給1,200円~
- アルバイト・パート
韓国料理店のホールスタッフ/店長候補/急募/まかない・食事補助あり/ブランクOK
韓豚屋 浜松町店
- 東京都
- 月給28万円~45万円
- 正社員
韓国料理店のキッチンスタッフ/まかない・食事補助あり/ブランクOK/昇給あり
韓豚屋 池袋店
- 東京都
- 月給25万円~45万円
- 正社員
韓国料理店のキッチンスタッフ/未経験歓/迎昇給あり/交通費支給
韓豚屋 八重洲店
- 東京都
- 月給25万円~45万円
- 正社員
韓国料理店のホールスタッフ/ブランクOK/賞与あり/迎昇給あり
韓豚屋 銀座三丁目店
- 東京都
- 月給25万円~45万円
- 正社員
特集
関連記事
この記事の写真
/
※誹謗中傷・差別的発言・ヘイトスピーチは削除や利用制限などの対象となります。コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください