アカデミー賞に嫌われた男『ヒッチコック』、やはり今回も名前は呼ばれず…
2月25日(月)、授賞式を迎えた世界最大の映画の祭典「第85回アカデミー賞」。授賞式ではキャスト陣によるパフォーマンスも披露した『レ・ミゼラブル』が、メイクアップ&ヘアスタイリング賞に輝いた。
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一方、“アカデミー賞に嫌われた男”として映画人として悲運を辿った監督アルフレッド・ヒッチコックを描いた作品『ヒッチコック』も、そんな彼と同じ運命を辿るかのように、同賞にノミネートされていながら惜しくも受賞を逃してしまった。いまも世界の映画人から称賛され続ける巨匠・ヒッチコックだが、実は『レベッカ』、『救命艇』、『白い恐怖』、『裏窓』そして『サイコ』において5度のアカデミー賞監督賞にノミネートされながら、一度もその名前が呼ばれることは無かったのだ。
そして映画『ヒッチコック』でも、作品の評価とは裏腹に、監督として“アカデミー賞に嫌われた男”でもあった無冠の帝王・ヒッチコックの心の葛藤と、逆境を支え続け、同時に優れた映画編集者にして、ひらめきに満ちた脚本家であった妻・アルマの知られざる物語、そして彼が苦悩を抱えながら完成させた『サイコ』の成功に至るまでの道のりが描かれている。
今回、本作がアカデミー賞へのノミネートを果たしたことで、「ついに“ヒッチコック”の名前が呼ばれるのか!?」と密かにで期待されていたが、残念ながら彼がこの世を去った32年後もその名前は呼ばれることなく終わってしまった。
とことん、アカデミー賞に嫌われているヒッチコック。ではどうして彼は“サスペンスの神”とまで謳われる存在になったのか? ヒッチコック、そしてその妻・アルマの物語にますます興味が注がれる。
『ヒッチコック』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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