椎名桔平、昭和歌謡が染みついて「m-flo」のリズムに乗れず!
ソフトバンクのスマートフォン向けコンテンツ「UULA」にて配信中のドラマ「RETURN」の試写会が3月14日(木)に開催され、主演の椎名桔平、水川あさみ、土屋アンナに主題歌を担当する「m-flo」も来場しパフォーマンスを披露した。
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殺しを強要された逃亡者にそれを追う暴力団、悪徳実業家らの運命が交錯していくバイオレンス・アクションが展開していく本作。『わが母の記』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した原田眞人がメガホンを握る。
「m-flo」は主題歌「CHANCE」をこの日のイベントで初めて披露。椎名さんらも客席の最前列で総立ちの観客と共にパフォーマンスを鑑賞し歓声を送っていた。
以前からボーカルのVERBALとは知り合いだったという椎名さんは、つい最近まで昭和歌謡を扱った舞台「『教授』~流行歌の時代とある教授の人生~」に出演していたこともあり、大音量のDJパフォーマンスに「あまりのギャップにビックリしました(笑)。カッコいいですね」と語る。この椎名さんの発言に、水川さんとアンナさんは「謎が解けました」と納得の表情。「手拍子になんとなく“昭和の匂い”が漂っていた」(水川さん)、「(椎名さんを見て)どうしたんだろう? と思ってました」(アンナさん)と頷く。椎名さんは「一生懸命(手拍子を)やってるのに合わないんですよ」と体に染み込んだ昭和歌謡のリズムに苦笑していた。
水川さんとアンナさんは原田組初参加。椎名さんは「2人とも明るくて、初めてと思えないくらいスーッと入ってきた」と語っていたが、水川さんは「心臓が飛び出るかってくらい緊張してましたよ!」と首を振る。アンナさんは「今回は癒し系の役」とアピールしていたが、すかさず司会者から「違うでしょ!」と突っ込まれると「癒しと思えば癒しなの!」と癒し系とは正反対の強い口調で強引に主張し笑いを誘っていた。
『わが母の記』で家族の物語を紡いだ原田監督だが、「『わが母の記』を観た人がいたら、仰天すると思います。共通点は3人姉妹というところ」と前作とのテイストの違いを強調。本作は夏には劇場公開もされる予定で、UULA配信用と劇場版ではところどころ編集も変えてあるという。
椎名さんは、本作の特徴的なラストについて監督に意味を尋ねたそうだが「監督は『このエンディングは、カンヌ用』と仰ってました」とニヤリ。原田監督は「そんなこと言った?」ととぼけつつも、「世界を本気で狙っているので、今日はワールド・プレミアのようなもの。登場人物も世界レベル」と自信を覗かせる。
その一方で、かつて「AKB48」のメンバーをキャストに迎えて監督した映画『伝染歌』の舞台挨拶付きの上映の際に、メンバーの舞台挨拶だけを見て観客が帰ってしまったことがあったそうで「お客さんが(m-floのライブだけを見て)本編を見ないで帰ってしまうのが怖い…」と不安を吐露。アンナさんらも「そんなことあったの!?」と驚いていた。
「RETURN」はUULAにて配信中。
《シネマカフェ編集部》
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