【雅子ブログ】充実のシネマ4本立て!
早くも3月最後の日。満開の桜もピークを過ぎ、花散らしの雨に遭い、今年もお終いです。今日は花冷えにもほどがあるほどの寒い日だったけれど、朝から映画へ、まさにシネマデーとなりました。
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まず、ブログでもご紹介しているエルメスシネマにて、【Chic,le sport! 3/山に魅せられて】より、ヴェルナー・ヘルツォーク監督『輝く峰 ガッシャーブルム』('84)と、ニコラ・フィリベール監督『バケのカムバック』('88)の二本立て。まさに山に魅せられた人を描く短いけれど、良質のドキュメンタリー。前者のヘルツォークは伝説の登山家に随行し、不可能に挑む人間の狂気を。そしてフィリベールはエンターテイナーのモーリス・バケの32年の時を経てアルプスに挑むのに同行している。バケのユーモアと自然の中で弾くチェロに心穏やかにある。短い時間に凝縮された豊かさ。人間は可能性の中で生きている、のです。
そして、銀座から東銀座に移動して、いよいよ閉館の日となった銀座唯一の名画座「銀座シネパトス」で樋口尚文監督の初監督作品『インターミッション』、ギリギリ最終日に間に合った! 私はココで数々の映画を観てきました。けれど、久しぶりのパトス入館が最後の日…と思うと皮肉というか実に感慨深いです。映画は文句ナシに面白く、それぞれのオムニバス、それに次々出てくる映画の数々…。ちょうど樋口監督が在館していたのでご挨拶しました。いやぁ感激! 最終日ということで、USTREAMで中継配信していたりと、閉館のムードで賑わってました。ありがとう、そしてさようならシネパトス!
それから、大急ぎで豊洲に移動して『だいじょうぶ、3組』(廣木隆一監督)を鑑賞。ま、わりと道徳的な映画だったけれど、乙武くんの客観的な演技に脱帽、彼は何でもできるスーパーマンのようだ。
というわけで、3月31日(日)の今日はいろいろ最後の日。シネパトスに加え、ウエスト目黒店(うぅ、行かれなかった…)、東急東横店、いよいよ桜も終焉に向かいます。
《text:Masako》
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