『ホビット』ゴラムの作り方…シュールで貴重なスペシャル映像が到着！

J.R.R.トルーキンによる名作「ホビットの冒険」に基づく3部作の第1作目で、『ロード・オブ・ザ・リング』の大冒険から遡ること60年前の中つ国を舞台に描いた『ホビット思いがけない冒険』。全世界で興行収入10億ドルを突破した本作のブルーレイ＆DVDの4月17日（水）の発売に先駆け、主人公・ビルボと人気キャラクター・ゴラムの撮影風景を収めたスペシャル映像が到着した。

フロドの養父であり、指輪の前の所有者であるビルボを主人公に、ドワーフ族の王国を救うため、ドラゴン退治の旅の一行に加わり、様々な困難を乗り越えて成長しながら、指輪を手にするまでの物語が3部にわたって描かれるこの『ホビット』シリーズ。

今回発売されるブルーレイ＆DVDには、130分以上の豪華スペシャル映像を収録！　その中には、ピーター・ジャクソン監督が撮影の風景を撮影し、配信していることで話題になったビデオ・ブログも収録されている。今回はその中から、貴重な撮影風景を収めた一部がお披露目となった。

映像では、劇中に登場するゴラムではなく、最先端のCG技術に適応するためのボディー・スーツをきたゴラム役のアンディとビルボ役のマーティン・フリーマンのちょっとシュールな撮影風景が映し出される。現場の臨場感を伝えようとリアルタイム配信していた、このビデオ・ブログ。出演者はどんな風に見ていたのだろうか？。

ゴラム役を演じたアンディ・サーキスは、「撮影隊が常にいて、1日の中で撮られていない時間が1秒たりともなかったんじゃないかな。カメラに向かって話すことに慣れすぎて、カメラがまるで全てを監視する一人のキャラクターに見えたよ。でも楽しかったし、製作プロセスをファンと分かち合いたいというピーター（・ジャクソン）の思いにも賛同していた。どのカメラが3Dの撮影に適しているかなんてことや、そのほかにも色々なことをわざわざ時間をかけて撮りに行って説明してる。あれはファンには堪らないだろうし、参加してる感覚にもなれるよね」と共に楽しんだ様子。

さらに、“ドワーフ族の追放された王”トーリン・オーケンシールド役のリチャード・アーミティッジは、「撮影中ずっとビデオ・ブログを撮って、ファンに提供するなんて素晴らしい試みだと思った。そうすることで、ずっと興味を持ち続けてもらえるし、映画への興奮も高まるだろう。ファンと繋がっているのは、とても大切なことだと思う。撮影がどの段階にあるのかも分かるから、面白いよね」とジャクソン監督の目的を理解して協力していたと語っている。

この映像で、さらに『ホビット』の世界が広がりそうだ。

『ホビット思いがけない冒険』ブルーレイ＆DVDは、4月17日（水）より発売・レンタル同時スタート。

※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。

(C) 2012 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.The Hobbit: An Unexpected Journey and The Hobbit, names of the characters, events, items and places therein, are trademarks of The Saul Zaentz Company d/b/a Middle-earth Enterprises under license to New Line Productions. Inc.