“5月病”にもオススメ？　女心から見る『リンカーン』アンケート結果を大発表！

本年度アカデミー賞で見事ダニエル・デイ＝ルイスが「主演男優賞」を獲得し、話題を集めていた『リンカーン』がいよいよ本日より公開となる。これに先駆けて、シネマカフェでは女性限定の独占試写会を開催、アンケートを実施した。意外なものから、この春、新生活を迎えた人も思わず共感してしまうものまで、そこには女性ならではの回答が…。その気になる答えと共に、『リンカーン』の魅力をご紹介！

物語は、南北戦争も佳境に入った動乱の時代が舞台。大統領として様々な問題に直面する中、息子が軍へと志願し、頭を抱えるエイブラハム・リンカーン。そんな彼がリーダーとして信念と決断力で歴史を切り拓いていく姿、そして一人の父として愛する家族を守るために闘い抜いた28日間の真実を描く本作。

まず、始めに女性たちに問うのは、本作で描かれる「リンカーンが奮闘し“世界を変えた28日間”に心を動かされましたか？」という質問。これには約9割の女性が「はい」と回答。「反対が多い中、自分の意見を貫くのは本当に勇気と努力が要るなぁと改めて感じました」（20代）という人や、“人民の、人民による、人民のための政治”という演説で有名だが、ダニエルの魂が込められた本作の演説シーンには「その言葉はどれも心を震わせるものでした」（20代）といった声が寄せられている。

さらに、本作を通して「仕事や生活に前向きになれましたか？」という質問を投げかけると、約9割の女性が「はい」を選択。最近、新生活を始めて心が折れる思いをしている人も多いこの時期だけに前向きになれる“心のビタミン映画”としても、5月病予防の映画としてもぜひオススメしたい。

そんな一方で、リンカーンを男性として見たとき「リンカーンを恋人・旦那さんにしたいと思いますか？」という問いには、6割近くの女性が「いいえ」と答えている。アメリカで“一番愛される大統領”であり、家族を愛する良き父である彼が、何故なのか？　その理由はこうだ。「とても優しい人だと思います。でも、大変かな」（40代）、「世界を変えられる程、周りのことを考えられる人にふさわしい妻でいるのはムズかしいかも…」（20代）、「国が一番なので、一緒に居ても心ここにあらず状態だから」（50代）と、リアルな女心の叫びが寄せられた。

完璧すぎる男もまた“不完全”。そんな皮肉が頭をよぎるほどカッコいい男・リンカーンの壮絶なる戦いをぜひ劇場で確かめてみて。

『リンカーン』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。