菅野美穂、ファンからの「結婚おめでとう」に「恥ずかしいですね」と照れ笑い!
実話を基にした映画『奇跡のリンゴ』の完成披露試写会が4月22日(月)に都内で開催され、主演の阿部サダヲ、菅野美穂らが舞台挨拶に登壇した。
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NHKのドキュメンタリーでも取り上げられ反響を呼んだ、青森県のリンゴ農家・木村秋則さんの取り組みを映画化した本作。体が弱い妻のために無農薬のリンゴを栽培しようと思い立った男の11年にも及ぶ戦い、彼を支える家族の姿を描き出す。
この日は約1,100人が来場。先日、堺雅人との結婚を発表したばかりの菅野さんが姿を現すと、拍手と歓声は一層大きなものに。「結婚おめでとう!」というファンの祝福に菅野さんは「恥ずかしいですね(笑)」と照れくさそうに語っていた。
木村さんが作る無農薬の“奇跡のリンゴ”はいまでもなかなか手に入らない貴重なもので、実は木村さんの役を演じた阿部さんでさえも未だ食べたことがないという。この日の観客の中に修学旅行で青森を訪れて無農薬リンゴ食べたことがあるという女性を見つけると、阿部さんは「いいなぁ。修学旅行で…? 僕は主要キャストで関わってるんですけどね…。開発に11年かかってるんですよ」と寂しげな表情でボソボソと語り笑いを誘う。
菅野さんは完成した映画を鑑賞した際に木村さんと同席し、そこで「16分の1カケラを食べた」とのこと。「素朴な味で昔、家族でこたつに入りながらリンゴを食べたことを思い出しました。過去のリンゴを思い起こしてくれる味でした」と感想を明かした。
この日は、ほかに原田美枝子、池内博之、伊武雅刀、音楽担当の久石譲、中村義洋監督も登壇。さらに、木村さん本人も来場し、阿部さんら登壇陣一人一人に本物の“奇跡のリンゴ”を手渡した。ようやく巡り逢えたリンゴを手に、阿部さんは「ようやくです!」と感激の面持ち。だが、これはあくまで舞台挨拶用の演出だったようで、舞台挨拶終了後、一度は舞台袖へと下がった阿部さんは再び、慌てて舞台上へ現れ「引っ込んだらすぐに回収されました(苦笑)!」と観客に涙(?)の訴え。会場は再び笑いに包まれた。
『奇跡のリンゴ』は6月8日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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