ビューティフルピープル熊切秀典が語る『男はつらいよ』寅さんのかっこよさ
「ビューティフルピープル(beautiful people)」が13SSのテーマ「江戸前トラッド」にちなんだイベント「EDOMAE KAIHOKU」を、4月24日から30日まで伊勢丹新宿店2階ステージの「TOKYO解放区」で開催している。
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会場には「男はつらいよ」の寅さんが壁面やモニターなど随所に登場。コレクションピースの"寅さんセットアップ"に身を包んだ販売員が接客するなど、ユニークな演出が施されている。
今回のテーマについてデザイナーの熊切秀典氏は「服をデザインする上で常に新しい服作りのきっかけを探しているとき、タッターソールという最もシンプルなチェック柄を粋に着こなしている寅さんを見つけた。元々、江戸文化へのリスペクトがあり、その象徴が寅さんだと。キャメルにサックスという非常にトラッドな色合わせを、寅さんはダボシャツに置き換えて着ていて。昔ながらの日本の服と、トラッドの微妙な部分をついている着こなしがかっこいいと思って、寅さんを採用した」と話す。
トラッドなスタイルをウィメンズに落とし込むことを得意とする同ブランドだが、「女の子が着てかわいいバランスは表現できたと思う。でも、寅さんの抜けた感じを出すのは大変でした」とその製作過程の苦労について語った。
イベントでは、『男はつらいよ』の名台詞をモチーフにしたコラボレーションTシャツを先行で発売。また、ショーピースの"寅さんセットアップ"も今回のために特別に商品化。帽子ブランド「カシラ(CA4LA)」とコラボした"寅さんハット"も復刻している。
また、切子職人による「江戸切子バングル」(3万1,500円)や、おかきの老舗「がんこ職人」とコラボレーションしたオリジナル柄の風呂敷で包んだ土産品がイベント限定で登場。日本の伝統技術と本格的に協働したのは同ブランドとしては初の試みとなる。
《編集部》
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