優香、特殊メイクでの“おデブちゃん”姿が「意外と気に入ってます」
映画『体脂肪計タニタの社員食堂』の完成披露試写会が5月7日(火)、都内劇場で開催され、主演の優香を始め、浜野謙太、宮崎吐夢、草野イニ、李闘士男監督、そして実在の「タニタ」の栄養士である荻野菜々子が舞台挨拶に登壇した。
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500万部を超える大ベストセラーとなった同名ノンフィクションを原作に、社長命令で新製品の発売をかけて減量に挑むことになった体脂肪計メーカー「タニタ」の社員の奮闘と、彼らをサポートすることになった元ぽっちゃりの落ちこぼれ栄養士のドラマを描く。
この日のイベントは、「タニタ」の本社がある板橋区内のワーナー・マイカル・シネマズ板橋で行われ、実際に「タニタ」で働く社員が招待された。優香さんは客席に向けて「コメディなのでとにかく笑って楽しんで」と呼びかけたが、李監督は「僕はこれまでこの映画がコメディだと思ってなかった(笑)」と困惑気味。
逆に、李監督も「優香さんには言ってなかったけど」と前置きし、優香さんが演じた栄養士の菜々子について「実を言うとお母さんみたいなイメージでと思ってました。お母さんが明るいと家庭がまとまるから」と明かす。優香さんは監督の言葉に「知らなかった!」と驚きつつ、「ダメ社員ばっかりなんですけど(笑)、そこがまた可愛いんです。おデブちゃんたちが愛おしくなった」と満面の笑みでふり返った。
元ぽっちゃりという役の優香さんも含め、要ダイエットの社員たちを演じたキャスト陣はみんな、特殊メイクで“おデブちゃん”に変身。優香さんはおデブになった自らの姿について「太ったらこうなるんだ? というぐらい精密なんですよ。意外といいんじゃない? と気に入ってました」と意外にも気に入った様子。
浜野さんは特殊メイクに際して「表情から気を付けた」と述懐したが、優香さんから「ハマケンさんも似合ってましたよ」とお墨付きをもらい、ちょっぴり複雑そう…? 草野さんは特殊メイクでの変身だけでなく、クランクイン後に実際に栄養士による指導の下でダイエットに挑戦。
最大110キロから1か月半ほどの撮影の間で93キロまで体重を落としたそうで「落とそうと思えば落とせますよ!」と胸を張った。撮影中は食べるシーンでも飲み込まずに、OKが出た後に口から出すなど徹底していたそうで、その姿を優香さんは絶賛。会場からも温かい称賛の拍手が送られた。
菜々子のモデルとなった現役の「タニタ」の栄養士である荻野さんは、映画化について「レシピ本が売れただけでもすごいねって話してたのに、映画化なんてどうなっちゃうんだろうって思ってた」と驚いた様子。
優香さんが自身の役を演じることについても「可愛すぎて、優香さんが私の代わりを演じるなんてビックリしました!」と恐縮気味。完成した映画を観て「こんな面白いことになっていたんだ? と笑っちゃいました」と満足そう。ちなみに撮影中、キャスト陣は実際に荻野さんのレシピによる「タニタ」食堂の料理を味わっており、優香さん、浜野さんらはカレーやポトフ、チキンのグリルなどを挙げ「本当においしかったです!」と絶賛していた。
『体脂肪計タニタの社員食堂』は5月25日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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