スタジオジブリ、初のスマホ向けサービス「ジブリの森」開設 創刊特集は「となりのトトロ」
スタジオジブリのアニメの世界を、スマートフォンを通じて手元で楽しめるようになった。5月9日、KDDIはauスマートフォン向けのサービス「au スマートパス」に「ジブリの森」をオープンした。
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「ジブリの森」は、スタジオジブリの作品や最新情報を無料で提供するものだ。作品ごとの特集記事などを用意する。コンテンツはスタジオジブリが監修する。スタジオジブリがスマートフォンに向けて、公式サービスを展開するのはこれが初になる。
「ジブリの森」は、スマートフォン上のスタジオジブリ作品の総合サイト的なかたちとなっている。まず、目を惹くのは、毎月1作品を取り上げる特集記事だ。これまでスタジオジブリが生み出してきた作品をテーマに、読み応えのあるコンテンツを配信する。
創刊号では、『となりのトトロ』を取り上げた。今後も次々に人気作品が飛び出す予定だ。毎月の特集記事のあわせた待ち受け画像やクイズなど、作品の世界観をより深く楽しめる特別付録も用意される。
また、「ジブリ通信」では、スタッフの日誌や、2013 年公開予定の『風立ちぬ』や『かぐや姫の物語』の映画新作情報を伝える。
「ジブリ名場面劇場」は、文春ジブリ文庫のシネマ・コミックから各作品の選りすぐりの名場面が紹介される。こちらの創刊号の作品は『風の谷のナウシカ』だ。
KDDIでは、「ジブリの森」のスタートにあわせたビッグなプレゼントキャンペーンも実施する。7月20日公開の映画『風立ちぬ』の試写会にau スマートパス会員から抽選で、なんと1万名を招待する。
KDDIとスタジオジブリとの取組みは、2009年に東京都現代美術館開催されたメアリー・ブレア展に遡る。以来、KDDIは毎年開催されてきたスタジオジブリ関連の展覧会へ協賛、さらに2011年の映画『コクリコ坂から』への特別協賛などをしている。スタジオジブリの企画ではお馴染みの顔になっている。
2013年には、スタジオジブリにとっては、宮崎駿監督の『風立ちぬ』と高畑勲監督の『かぐや姫の物語』と2大巨匠の長編映画を製作する重要な年となる。KDDIは両作品に製作出資、また特別協賛をし、ファン待望の映画に協力する。
■ 「ジブリの森」
http://ghibli.auone.jp/top (スマートフォンから)
2013年5月9日10時スタート
情報料: 無料(「au スマートパス」会員向けサービス)
対象機種: (AndroidおよびiOS 搭載の「au スマートパス」対応スマートフォン・タブレット)
スタジオジブリ auで初のスマホ向け公式サービス「ジブリの森」 創刊特集は「となりのトトロ」
《animeanime》
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