【ハリウッドより愛をこめて】この夏絶対に観るべき映画No.1、『華麗なるギャツビー』
みなさん、ごきげんよう! いまアメリカでは(もちろんロサンゼルスでも)大ヒット映画『アイアンマン3』を皮切りに続々と“サマー・ムービー”の公開が始まっています。この記事を読む頃には、…
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しかし、最も驚いたことはレオナルド・ディカプリオ主演最新作『華麗なるギャツビー』が57.4億ドルというとんでもないオープニング成績を記録したことです。私は本作が当初公開を予定していた昨年からずっと楽しみにしてきました! ご存じのとおり、本作はロバート・レッドフォードとミア・ファロウが共演した1974年の映画『グレート・ギャツビー』のリメイク作品であり、アメリカ文学史上の傑作に値するスコット・フィッツジェラルド著作の古典名作の映画化作品でもあります。
新バージョンとなる“ギャツビー”は『ムーラン・ルージュ』や『オーストラリア』、そして『ロミオ&ジュリエット』で知られるバズ・ラーマンが監督を務めています。そして、ディカプリオとラーマン監督は本作で『ロミオ&ジュリエット』以来のタッグを組んだのです! 私は『ロミオ&ジュリエット』を観たとき「ワオ! これはオリジナルの『ロミオとジュリエット』のロックン・ロール版だわ、それにすごく良くできてる!!」と感じたことを覚えています。そして同作のサウンドトラックに恋に落ちてしまったことも。それはきっと今回の『華麗なるギャツビー』でも同じなんじゃないかという予感がしています。
まず最初に、今回のサウンドトラックは本当に神々しいいわゆるAリストのアーティストたちによる楽曲、Jay-Zやカニエ・ウェスト、ビヨンセ、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、ブライアン・フェリー、エミリー・サンデー、そしてラナ・デル・レイによる美しく印象的な「Young And Beautiful」などが収録されています。さらに劇中の衣装もとても素晴らしいのです。本作での衣装はすべて、コスチューム・デザイナーとして有名な、ラーマン監督の奥さんがデザインをしています。そしてティファニーやブルックス・ブラザーズ、プラダ、M.A.Cやモエといった高級ブランド、さらにはかの有名なニューヨークのプラザホテルとコラボレーションをしているため、作品自体もとてもスタイリッシュなのです。
本作については多くの憶測が飛び交っていました。105億ドルの予算で製作されているものの、週末公開のほかの映画に打ち勝つことができず大失敗に終わるのではないか…と。しかし、その批評が間違っていたことが分かり私は本当に嬉しいです! バズ・ラーマンは1920年代の要素を今日のトレンドの中に見事にブレンドし、とても美しいものへと昇華しました。それはダンスや特殊効果、そして音楽の中にみてとることができます。
そして付け加えるとするなら、本作は3Dでも公開されるのです! もちろん、レオやトビー・マグワイア、キャリー・マリガンもとっても魅力的。私は家からそう遠くないオープンエアのショッピングモール「グローブ」にて公開週に本作を鑑賞したのですが、どこを見渡しても一面『華麗なるギャツビー』のポスターで埋め尽くされていました。グローブにある私のお気に入りのレストラン「The Whisper Lounge」でも公開を記念して5月いっぱいはギャツビーをテーマにした何種類かのドリンクを提供するそうです!
何はともあれ、6月14日(金)に日本で本作が公開される際にはぜひチェックを!
《text:Lisle Wilkerson》
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