メタリカが映画に!! 2013年日本公開決定…コミコンで会見&ミニライブ
デビュー以来、ロック界の王者として君臨するメタリカ。彼らが2013年に仕掛けるのは映画だ。『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』(原題)は、この映画のためだけに開催されたライブ映像と、IMAX 3Dの迫力をフル活用したアクション・ドラマとが融合した作品になる。
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メタリカは7月19日(現地時間)、米サンディエゴで開催された世界最大規模のカルチャーイベント「Comic-Con International 2013」(以下:コミコン)で、主演俳優のデイン・デハーン(『アメイジング・スパイダーマン2』)、監督のニムロッド・アーントル(『プレデターズ』)と共に、記者会見とミニライヴを開催した。
映画は、9月27日(現地時間)にIMAX 3Dで全米公開。日本では年内に公開されることも決定した。記者会見に合わせ、映画の予告編がiTunes上で解禁、ポスタービジュアルもメタリカの公式ウェブサイトなどで公開された。
記者会見は、コミコン最大のホールであるホールH(6,500席)で開催された。例年話題作がプレゼンテーションされるホールHでミュージシャンが記者会見を開くのは、コミコン史上初だそうだ。
バンドの中心人物であり、映画のプロデューサーも務めたドラマー、ラーズ・ウルリッヒは、「この映画を製作したことで、オレたち自身のバンドに対するテンションが高まった気がしている」という。
劇中のライヴシーンは、この映画のためだけに、カナダ・バンクーバーのロジャース・アリーナで実際に観客を動員し、24台のカメラで360度から収録した。アニメやホラー映画に造詣があり、今回のコミコン参加を喜んでいるはずのギタリスト、カーク・ハメットは「かつて、どこで観たライヴよりも壮大なステージを体験できる」とアピール。
「メタリカ」のライヴと並行して描かれるドラマパートに出演するデハーンも記者会見に登壇。デハーンは少年時代、両親により「メタリカ」の曲を聴くことを禁じられており、本作へのオファーが届く数か月前から「メタリカ」を聴き始めたという。「普通のコンサート映画だと思ったら大間違いだよ。とんでなくクレイジーな映像が続くんだ」。
監督のアーントルは、「(メタリカと)会ったとき、彼らはこの映画に関して明確なアイディアを聞かせてくれて、とても興味深く感じた。普通のライヴに取って代わるようなものができるはずだと思えたんだ」とかたる。
記者会見の後は、同じコミコン会場にて、「メタリカ」のシークレットライブが行なわれた。アルバム「METALLICA」収録曲を中心に、アンコールを含めて13曲を披露した。
『METALLICA THROUGH THE NEVER』(原題)は2013年より公開。
《シネマカフェ編集部》
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