【特報映像】松たか子と黒木華、“小さいおうち”に秘められた恋愛事件
山田洋次監督の82作目となる最新作『小さいおうち』は、2010年に直木賞を受賞した中島京子の同名小説を映画化した。“小さいおうち”で起こった恋愛事件。秘められた真実が60年の歳月を超えて紐解かれていく。その特報映像が初公開された。
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昭和11年。田舎から出てきた純真な娘・タキ(黒木華)は、東京郊外に建つモダンな小さなお家で女中として働き始める。そこには若く美しい奥様・時子(松たか子)と旦那様・雅樹(片岡孝太郎)、そして可愛いお坊ちゃまが、穏やかに暮らしていた。しかしある日、ひとりの青年・板倉(吉岡秀隆)が現れ、奥様の心が妖しく傾いていく。タキは複雑な思いを胸に、その行方を見つめ続ける――。
晩年のタキがノートに綴った自叙伝には、“小さいおうち”の記憶が記されていた。そして時は巡り、ノートを読んだ親類の健史(妻夫木聡)は、思いもよらない真実にたどり着くのだが…。
今春に3か月以上におよぶ撮影を行なった本作で、この切なくもミステリアスなドラマで、山田監督は新境地を見せている。
特報では、平成パートで晩年のタキを演じる倍賞千恵子が、この特報のためだけのオリジナルのナレーションを担当、録り下した。収録には山田監督も立会った。特報の前半に登場するシーンは、実は物語の重要な鍵を握る場面だ。時子とタキは共に意味深な表情を浮かべており、倍賞さんのナレーションと相まって、切なげでどこか謎めいた特報が完成した。音楽は、『東京家族』に続いて二度目の山田作品参加となる久石譲が手がけた。
“小さいおうち”に閉じ込められた秘密とは? 山田監督はこの密やかな恋愛事件をどう描くのか? 『小さいおうち』は2014年1月25日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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