【特別映像】『ローン・レンジャー』の愛馬シルバーは本名だった!!
ジョニー・デップと『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのスタッフが満を持して再タッグを組んだ超大作『ローン・レンジャー』。
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少年時代の事件が原因で復讐に燃える悪霊ハンターのトントと、トントの聖なる力で蘇ったローン・レンジャー。何もかも正反対の二人が、共に巨悪に立ち向かうアクション・アドベンチャーの本作。
そのローン・レンジャーだけが乗りこなせる、特別な「スピリット・ホース(魂の馬)」がシルバーだ。大自然を疾走するだけでなく、二人の窮地を救い、木の梢や燃える納屋の屋根の上に突然現れるシルバーは、トントが「あの馬はどこかおかしい」と言うほど不思議な馬。監督のゴア・ヴァービンスキーが「シルバーはシーンをかっさらっています」と語る通り、個性派俳優陣に劣らないインパクトのある“役どころ”で、本作を盛り上げている。
このシルバーを演じた馬は、元々「シルバー」という名前だったというから驚きだ。サラブレッドの血が4分の1入った10歳の馬で、アクションの大半を演じている。馬のトレーナーは、スティーブン・スピルバーグ監督の『戦火の馬』をはじめ、『シービスケット』『マスク・オブ・ゾロ』にも参加したボビー・ラヴグレンが務めている。
「ハイヨー、シルバー」の掛け声とともにローン・レンジャーを乗せて後ろ足で立つ姿は、テレビシリーズでも愛されてきた名場面。『白雪姫と鏡の女王』でもアーミーと仕事をしたことがあるラヴグレンは「実に素晴らしかった」と話すが、当のアーミーは撮影に苦労したようで、「後ろ立ちする馬に乗るのは本能に反した動作なんだ。後ろに下がるような気持ちになるにもかかわらず、実際には自分の全体重を前に預けなければならないからね」と、その難しさを語っている。
それでも「馬はどこまで立ったらひっくり返ってしまうかを心得ているんだ」と言うように、謎、ユーモア、威厳、風変わりさ、勇敢さと、演技力。いろいろな魅力を併せ持った役柄を演じているシルバーはまさに“名役者”。美しくて不思議なシルバーの活躍にも、ぜひ注目してほしい。
『ローン・レンジャー』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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