【予告編】アルモドバル最新作はオネエ男子が大暴れ!?…『アイム・ソー・エキサイテッド！』

『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』でオスカーに輝いたスペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督の最新作『アイム・ソー・エキサイテッド！』。

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2013.11.18 Mon 10:02

『アイム・ソー・エキサイテッド！』 - (C)EL DESEO D.A.S.L.U 全 6 枚

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『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』でオスカーに輝き、『ボルベール〈帰郷〉』でカンヌの栄冠を主演女優6人全員にもたらした、スペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督の最新作『アイム・ソー・エキサイテッド！』。

人間の複雑な感情や心の機微を描いた作品が全世界で称賛される監督の新作は、なんとコメディ！　フライト中の旅客機の中で、オネエの客室乗務員やくせ者だらけの乗客が入り乱れて巻き起こす、ドタバタ劇の予告編映像とポスター・ビジュアルが到着した。

スペインのマドリッドからメキシコ・シティへ向かう、とある旅客機のビジネスクラス。快適な空の旅…と思いきや、実はその飛行機にはとんでもない緊急事態が発生していた。緊迫した状況の中、3人のオネエ客室乗務員は、乗客を楽しませようと歌い、踊り、怪しいカクテルを振る舞う。

ところが乗客たちは、逃亡者、SM女王、殺し屋、落ち目の俳優、ハネムーン中の運び屋カップル、予言者と、一癖も二癖もある男女ばかり。徐々に乗客たちが動き出し、事態は思わぬ方向に進んでいく。果たしてこのフライト、無事に終えることができるのか!?

公開された映像では、オネエ全開の3人組が客席を狭しと華麗なステップで踊り出せば、なぜか乗客が操縦席のイケメン・パイロットの体を触りたくり、乗客同士に思わぬ因縁が発覚したり、とブラックな笑いがたっぷり。

そんな機内の“緊急事態”ぶりは、ポスター・ビジュアルでも全開。登場人物が重なり合って叫んだり足に噛みついたり、一体どうしてこんなことになっているのか…気になって仕方がない仕上がりになっている。

また予告編には、カメオ出演しているアルモドバル作品の常連アントニオ・バンデラス、ペネロペ・クルスの姿もチラリ。カラフルな映像を、1980年代に活躍したモータウンのコーラスグループ「ポインター・シスターズ」のヒット曲「I'm So Excited」のダンサブルなサウンドが盛り上げている。

旅客機内という逃げ場のない密室を舞台にした、ワンシチュエーション・コメディならではの人間関係の変化や展開の速さ、面白さがギュッと詰まった本作。変わり者だらけの乗務員と乗客が繰り広げる、抱腹絶倒のフライトを覗いてみて。

『アイム・ソー・エキサイテッド！』は2014年1月25日（土）より新宿ピカデリーほか全国にて公開。