【特別映像】『ゼロ・グラビティ』驚きの撮影マジック…宇宙の作り方をお教えします!
世界中の映画ファンだけでなく、名立たる巨匠たちも虜にした“体感型”スペース・サスペンス『ゼロ・グラビティ』。
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舞台は、地球の60万メートル上空に無限に広がる無重力空間(=ゼロ・グラビティ)。サンドラ・ブロック演じる主人公ライアン・ストーン博士は、幾度となく絶体絶命の危機に襲われるが、“生きて地球へ還ること”を決して諦めずに戦い続ける。逆境に負けない主人公の強さが光る感動のドラマは、観るたびに新しい発見があるため、リピーター率も高い。
そして映画館の客席にいる私たちまでもが、無重力状態や酸素のない息苦しさまで感じ“宇宙体験”ができてしまうのが、この映画のもう一つの魅力だ。劇場を後にした人たちからは、「一体どうやって撮影したの?」、「本当に宇宙で撮影したのかも?」と驚きの声が続々と挙がっている。
そんな声に応えてか、このたびアルフォンソ・キュアロン監督がそのマジックの裏側を初公開。今回お披露目されたメイキング映像で、4年半もの歳月をかけて作り上げた撮影方法が明らかになった。
宇宙空間での光を再現するために開発された“ライトボックス”という特殊装置を使い、地球の反射や太陽など、あらゆる角度からの光源を創り出したこと。無重力状態を再現するために、12本のワイヤー装置で俳優を吊るしていたことなどが披露され、本編と同じくらい驚きに満ちた“秘密”ばかり。
劇中のスペース・シャトル、国際宇宙ステーションはほぼCGのバーチャルセットで、船内外作業用の小道具からボトル1本に至るまで、NASAからの提供資料を元に完璧に再現したとか。そしてサンドラ・ブロックと、ベテラン飛行士役のジョージ・クルーニーの宇宙服もCGというから驚きだ。となれば、サンドラとジョージの演技がいかに奇跡的だったかがうかがえる。
キュアロン監督は、「サンドラは5か月も訓練を重ねて、装置の張力を感じさせない純粋な感情表現をした。サンドラもジョージも、身体的要求が過酷な中で、自然に演じるのは大変だったはずだが、見事にやってのけたよ」と絶賛。さらに「この映画ではカメラが常に上下左右に動いている。だから音楽と音響効果も“動かす”ことにした」と仰天発言も!
オスカー俳優2人と、宇宙旅行を楽しんで! まずは自分の目でこのメイキング映像をご覧あれ。
『ゼロ・グラビティ』は全国にて3D/2Dで同時公開中。
《text:cinemacafe.net》
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