能年玲奈、真冬の『ホットロード』撮影を述懐 夏シーンで「アイスを食べ過ぎた」
「あまちゃん」の能年玲奈主演で、紡木たくの伝説的少女漫画を実写化した映画『ホットロード』の制作報告会見が3月18日(火)、都内で開催。能年さんを始め、共演の登坂広臣(三代目J Soul Brothers)、三木孝浩監督が出席した。
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1986年から連載され、集英社の漫画史上最速の100万部を突破した原作を『ソラニン』『陽だまりの彼女』の三木監督の手で映画化。母の愛を感じられず、自分が必要とされない存在なのではないかと思い悩む14歳の和希と命知らずの不良の少年・春山の切なくも美しい純愛が展開する。
最初に原作を読んだという能年さんは「全体に流れる空気がすごくキレイだと感じた」と感想を明かし、「和希はすごくかわいらしい女の子なので『頑張らなきゃ』と気合いが入りました」とふり返る。
一方、春山役の登坂さんはこれが映画初出演。クランクインの前日には三木監督からメールが届いたそうで「『“J Soul Brothers”の登坂ではなく、いち新人俳優として全て受け止めるからぶつかって来てくれ』とあって、素っ裸になったつもりで体当たりしていこうと覚悟が決まりました」と述懐する。
現場での様子や互いの印象に話が及ぶと、能年さんは「私は口ベタで人付き合いが得意じゃないけど、登坂さんが現場を明るくしてくださり、おかげで役に集中し閉じこもって打ち込めました」と語り、登坂さんに感謝。登坂さんは「初めてお会いして、一緒のシーンに入ったら『和希だ!』という印象がすごくありました」と能年さんの“変身”ぶりに称賛を送る。
寒い12月に湘南、江の島などで撮影が行われたが、能年さんは「夏の服でアイスを食べるシーンで、おいしくてたくさん食べて、後から寒くてしょうがなくなって反省しました」と苦笑。登坂さんも「真冬の江ノ島でTシャツ1枚で寒かった!」と過酷な現場の様子をうかがわせつつも「楽しかったです」と笑顔を見せた。
元々、原作者の紡木さんが「この2人の和希と春山なら見てみたい」と語ったことで実現した今回の作品。三木監督は「いま、この2人のキャスティングはすごく意味があると思います。初めて話を聞いたのは1年ほど前だったんですが、まっさらな状態の2人だからこそ演じられる和希と春山を見てみたいと思った」と語った。
最後に、改めてどんな人に観てほしいか? と問われた能年さんは「原作のファン、(『あまちゃん』で)私を好きになってくださった方ももちろんですが…とにかく必死で頑張ったので、気になる方は観てほしい!」と呼びかけていた。
『ホットロード』は8月16日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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